アクセラレータとラストオーダーの話が、あまりにいいので感心

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)


気になって買ってきてしまった(笑)。いい消費者だよね、おれ。うーん、、、なんというか、うまく言えないが文章が上手くない感じがする・・・読みにくいし、演出もイマイチ、、、、が、しかし、小説は確かにいい!。小説としてできがいいと、そういうものはぶっ飛ぶんだね。うん。15巻も続くのは納得。とてもいいライトノベルだ。『ゼロの使い魔』もそうだが、流石10巻クラス続くのは、レベルが飛びぬけているね。ちなみに、このアクセラレータとラストオーダーの短編というか逸話が、最高に僕好み。この話を、書けるのは、凄いよ。よく考えた!一本!と思う。4巻からしか読んでいないので、その前は分からないが、アクセラレータの動機に深く切り込んでいるのって、うん、凄い。これで作品世界の多様性が、物凄く深まるし、なによりも、そこまで深く考えてこの世界を作り上げているんだ!(笑)って、感心してしまったよ。ちなみに、この作品を読んでいて、この時代に作られた系統の作品の、なんろいうかある種の「構造」が分かってきた・・・。いやー実はいいものに出会った!て感じだ。特に、西尾維新さんの『化物語』シリーズと、ハーレムメーカーというキーワードで分析すると、かなりいろいろ読み解けるのが分かってきた・・・ちなみに、いま7巻だが、この作者は、このハーレムメーカーの持つ動機の構造に、途中から物凄く自覚的になっているなぁ・・・この問いをさせると、めちゃくちゃ物語がテンションあがるんだな・・・うーん、いろいろ思います。アクセラレータ・・・おまえいいやつだったんだぁ・・・・と感心しきりです。