『ねぎまる!』 きみまる著 ハーレムメイカー破壊の最高峰の脚本

「きみまる」さんのねぎまの同人誌読んだ・・・・なにこれ、物凄い傑作なんだけど・・・信じられない・・・・。ハーレムメイカー破壊の最高レベルの物語だ。エロエロの同人誌だし、あまりの暗さに死にそうだけど・・・・・最後の5巻の救済は、、、見事としか言いようがない。いまのところこれを超える物語の類型は見たことないぜと、ペトロニウスが保証します!。5巻全部一気に読んでください、すごいっ!!!って絶対唸ります。僕が、ウルトラ太鼓判を押せるのは、めずらしいです。ぶちゃけてしまえば、『マブラブオルタネイティヴ』が志向している類型と同じなんだよね。並行世界の物語だもの。

いや----、やばいわこれ。モノごっつい文学作品を読み終わったような、深い感慨があるよ。なのに、たぶん、だれでも、、、本当に誰でも普通に読めば、理解できちゃう作りが凄い。この手の話は、『1Q84』や『ねじまき鳥のクロニクル』などの文学作品のように、思いっきりリテラシーが高くないと読み取れないくらいに複雑にしないと描けないのだろうが・・・。これは、同人誌、というメタ的な形態だからこそできる技なんだろうなぁ。うまいなー。たぶん、この作者の本質的な問題意識なんだろうと思う・・・・。これだけ軽くシンプルに書けるということは、この手の類型を徹底的に繰り返して追い詰めているんだろうな・・・とか思う。他の作品もよもなければなるまい。もちろん、いくぜ、『RETAKE』を!(まだ読んでいない)。

http://www.dmm.co.jp/mono/doujin/-/detail/=/cid=d_d0009960/