空気に逆らって自説を述べることは、とても大事なことだと思う。それこそが日本社会の価値あるヘリテージだと僕は思う。

僕は全くエンブレム問題に興味がわかないからか、全然経緯を追っているわけではないので、いいも悪いもよくわからないのだが、、、、ただ、この空気を形成してよってたかって高みから見物しながらあざ笑うように集中攻撃するやり方は、まさに日本的だと思う。なので、見ていて物凄く気持ちが悪い。だって、こういう制御不可能な空気がいつ自分に向けられるかわからないような社会で生きていくのは、怖くないでしょうか?。こういう時にこそ、熱狂してはいけないし、反対の意見を述べる人の価値があると思うんだよね。それもできる限り情緒ではなく、冷静に。空気同士の争いによる空中戦は、いまの憲法論議みたいになって、あれもほとんど実を生み出さない。