コミックマーケット94-初サークル参加の感想

コミックマーケット94の3日目〜サークル初参加

先日、2018年の8月12日の日曜日に、コミケに初サークル参加してきました。当日朝の4時にアメリカから羽田空港について、ほとんど寝てない状態で、あの雲のわく灼熱のコミケ会場に。豊洲駅でLDさんと銀鷹さんと集合し、車で駐車場に!。コミケに車で行くなんて!しかも、並んでいる人を見ながらすぐ会場へ!なんという参加者的優越感!。これだけで、アメリカからはるばる帰ってきたかいがありました。もう元を取った感じ。

午前中は、銀鷹さん、LDさんの3人で、売り子をしていました。基本的には、午後に、まぎぃさんとタイプムーンのブースを見に行っただけで(西館遠いのね)ずっと疲労で席に座っていました。西館?に行ったときは、外で座り込んで動けなくなったりしました(笑)。だって、体力の限界でした。。。コミケって、面白くて最初は、大手サークルというかほしいのに回るので、ほとんど人が来ないんですよね。最初の数分でかけてきた人は、一言も言わず仏頂面でさっと買っていたのですが、、、あの時間だと、徹夜組だと思うんですよ。そんな人が、全力で最初に来てくれたのは、ほんと、ありがたかったです。でも最初は、人が来ないので、、、大丈夫かなぁ、、、と思っていたら、午後近くになってきたら急速に人がき始めたんですね。大手回った後に来るんでしょうね。おーこういう風な感じの流れなんだーと、興味深かったです。初めてやったにしては、上々ではないでしょうか。価格を安くしすぎているのですが、コストはまわりましたので、次回も出せます!。おいおい通販もできるように整備しようと思います。というか冬コミって、3か月もない感じで、こんなにせわしないのですね。次に向かって、走り出している感じです。

初心というか初めに戻ると、正直言って買ってくれる人、ユーザーのことは一切考えずに(笑)、余りに素晴らしかったLDさんの講義を形にして世に残したい、という思いではじめたこのプロジェクト。様々な協力してくれる人が表れて、素晴らしい出来になりました。仲間との絆も深まりましたし、何かの新しいステージが開けたような気持ちになりました。やはり行動する、というのは、凄いことなんですね。40半ばにして、初心に帰るような気持ちです。今回は、マーケティングを全く考えずに、とにかく「形にすること」のみにこだわっていたので、いろいろ思考がすっぽり抜けていたのですが(笑)、次回にいろいろ生かせそうです。でも、買うに、見るに値するレベルのものはできたと自負しています。買ってくださった人々が、これを機会に、物語ももう一段違うレイヤーで楽しめる手がかりになれば、と思います。



■作成過程のプロセスでいろんな人に怒られたことが楽しかった

さて、いくつか所管。まず作っている過程。いろいろな人に怒られたり(笑)しました。いやー全くずぶの素人だったので、そもそも宣伝とか全く考えてなかったので、途中で敷居さんに、めちゃ怒られた(笑)。ハバネロPの宣伝動画とか、敷居さんがアクロバティックに頼んでくれなかったらできなかったし、あんな短い時間で作ってくれるとか鬼畜の所業でした。ハバネロPありがとうございます。ちゅーか敷居さんの権力すげぇ。あんなイケメンで、優しそうなのに、実は、さすが敷居帝の王だけあるなと驚きました。寄稿いただいた吉宗さんに通販考えてない(←忘れてた)と言ったら「同人誌なめてんのか?」「いいもんつくったなら、ユーザーに届ける努力をしなさい」とさらに怒られました(笑)。いやービジネスの世界では、ユーザーを無視した供給者の論理はだめとかよくわかっていたつもりでしたが、自分が「作り手」になると、買う人の立場を全く考えなくなるものなんだ、、、とつくづく思いました(笑)。とにかく「いいものを形にしたい、自分たちが満足したい」が最優先の目的になって、あーーーこれが、例の危ない陥穽か!と驚きました。まぁ、みんなビジネスマンで、各地にバラバラなのを遠隔でやっていたので、時間がなかった、、、という言い訳は存在するんですが。。。でもいいわけですよね。だって、3か月前には、1巻の原稿とかすべて完成しているし、4−5巻分のドラフト準備も講義で終了しているし(全9章完結)、あまりに早く完成したので原価安くなったとか、そういうのがあったので、逆にいろんなことを考えられるようになったんですよね。何事も経験。次はワンセット体験しているので、もう少しうまくやりたいです(希望)。でも、これ、醍醐味でした。そもそも、40代のおっさんで仕事では僕は怒るほうなので、こんなに怒られたの久しぶり(笑)。やったことないことが目白押しで、いろいろな人の責任と信頼を預かってて、情熱はあるけど、やり方がよくわからないというようなうぶな初体験状況は、ほんとひさしぶり。新しいことへの挑戦が、こんなに楽しいことなのか!と、驚嘆しました。なんだかステージが変わったような気がしたんですよね。友達でわいわいするだけではなく、少し大変だけど、もう一歩前に出る、というような。人生での得難い体験でした。でも、テクノロジーというのは凄いですよね。世界中に散らばっている仲間と、一度も会うことも、実物も見ることもなく、何とかできましたよ!。


■買いに来てくれた人との出会いが素晴らしかった

あとやっぱりこういうのってすごいな、と思ったのは、海燕さん、LDさん、僕、まぎぃさんとそれぞれ名指しで会いに来る人がいたこと。「会う」のが目的できてくれるんですね、コミケって。以外に重ならないので、「この人」と名指しで来てて、海燕さんに会いたい人がなかなか会えなくて、何度も来るんだけど、僕にもLDさんにも全く興味がないさまを見て(笑)、面白かった。本も、海燕さんのしか買おうとしない(笑)。LDさんのファンは、僕には話しかけないで(笑)、LDさんと解釈の話とかするし。僕に会いに来てくれた人で感心したのは、何人も「高校生のころから見てました」とか「10年見続けています」(←始めた最初の年くらいからじゃん!)という人がいて、驚いた。最初に何で出会ったのか、というと、ハンターハンターの記事、という人が本当に多いんですよねぇ。それってホント初期のころで、、、そんなにまだ見続けてくれるのか、とうれしくなります。10年ぐらい見てるという人に聞いたけど、みんなコメントしたこともツイートしたこともないって、、、、うーんそういうサイレントユーザーというか、人がいるんだなーとしみじみ。だって、高校生だったけど、大学卒業して、結婚して奥さん連れてきた人までいたよ(笑)。会社興しての経営者になりました!(←ほんとかよ!)とかいう人もいたし。みんな、、、凄い。。。わざわざ、このために来ました!とか言われたら、すげぇ感動するじゃないですか。ノイズマイノリティという言葉あるけど、実際に文句を言う人ばかり目立って、支持してくれる人は無言なことが多いというのを、まざまざと感じました。リアルで出会う場があるというのは、大事ですね。オフ会に来る人ともまた違った感じのテイストでした。そういえば、ブログとかで物語の読み方に興味をもって、そんでそっち方面の仕事に就きました!というような人んもいて、、、10年以上の時の流れを感じました。サインも生まれて初めて書きました。そんな事要求されるのか!とびっくり。考えてもいなかったので。みなさん、僕らの記事やブログを見て、「物語の読み方、楽しみ方にこんな方法があるんだ!」と知りました、といってくれる人が多くて、まさに、それが伝えたくて、共有したくて、ずっとやってきたので、物凄くうれしいです。


■あと雑感所感

まぁ、ちょっとコミケにリアルに出るというのは、今後は、なかなかできないと思うけど、、、でも、LDさんは、残り4−5冊分は出す気満々だし、収支的にも感情的にも、やれるのはわかったので、コツコツやると思います。でも、こういしてLDさんの本を出して思ったのは、自分も本を出してみたい、と思ったことです。別に本を出す必要性はないのかもしれないのですが、オフ会でもそうなのですが一回アウトプットして吐き出して、正式にまとめる機会があると、自分の中でも整理されて、ステージを変化させるいい契機になるし、あとでちゃんと振り返ることが可能になるんですね、。そういう意味で、ブログも、、、、ブログで追ってきたテーマが、だいぶ変化してきたなと感じる今日この頃、過去のやつを今の視点からひとまとめにしておくのも、したいなーとしみじみ思いました。時間はないのはいつものことで、何が最大の優先順位か、ということを考えて、ちゃんとこつこつやろうと思います。食べていくために働いて稼ぐことも大事だけど、人生の目的は楽しく生きることなので、人生半分とっくに過ぎている身としては、ちゃんと優先順位をわきまえて行動しないといけないなぁ、としみじみ思う今日この頃です。ではではー。まずはコミケの感想でした。