ところざわさくらタウンの『DESIGNS 永野護デザイン展』に行ってきました。

2024年2月23日にアズキアライアカデミアのメンバーで『DESIGNS 永野護デザイン展』に行ってきました。やはり休日で午後だったので、かなり混んでしました。また40-50代の僕らのようなファンが多いせいか、みんなじっくり見るので列が全然進まず、腰が痛い僕は、あまり見きれませんでした。僕自身は、デザインが一新されてから(そのあたりでアメリカに住んでいたこともあり)最新の『ファイブスター物語』はキャッチアップしきれていないのですが、機会は捉えていかないと、と思い。まぁ日本のエンターテイメント史の柱の一つとも言える、『ファイブスター物語』やデザイン群を創造した天才ですからね。

こういう展示でキャリアを説明されると、いろいろ腑に落ちることが多かったです。僕にとっては、なによりも『ファイブスター物語』のマンガの作者であり、ストーリーテラーとしての認識が強いのですが、自認も(肩書の最初のありました)、世の中で認められているのも、やはりデザイナーですよね。サンライズ初のデザイナー入社だそうで、とにかくキャリアの最初から天才として、自分の世界が凄すぎて、いるだけでどんどん様々な作品を侵食してしまうような膨大なエネルギーの持ち主だったようですね。初期のデザインから見ても、なんというか「完成されている」ので、何かの強烈な一貫性を感じます。もともとは、ロックなどのジャケットが好きでという青年期のエピソードが書いてあって、ファティマの等身とか、デザインセンスが、この感じは一体どこからきたんだろ?という感じはしてたんですが、なるほどそっち側か、と納得しました。

この人、不思議なんですよね。デザインが異様にオリジナル性高くせ世界があって、自分の言いたいことがある尖りまくっているのに、『ファイブスター物語』がエンターテイメントとして凄いのは、ひたすら王道の骨太のエンタメ的な話を書くんですよね。「この感じ」もどこからきたのか、全然わからない。いわゆるオタク的な感じが全然しないんですが、物語(ストーリーテリング)をよくわかっている感じで、、、、この人そもそも、音楽とかにハマってて、地方で(京都出身ですね)幅広い物語とかを読んでいた子供時代を過ごしているんじゃないかなって思うんですよね。僕の妄想ですが。オタク的な知識に偏らないのに、物語への敏感さがある人って、そもそもたくさん本や物語を幅広く読んでいないと、作れないので。

あとちょっと驚いたのですが、「銀河漂流バイファム」「巨神ゴーグ」「聖戦士ダンバイン」などもデザイナーで参加しているんですね。

tokorozawa-sakuratown.com

それと、東所沢の武蔵野坐令和神社にも行ってみたかったんですよね。


御朱印ほしかったんですよね。これ以外に天皇陛下の誕生日だったので、天長節ののものも買えいました。