あっ、なんかこの人のこと、おれ凄く好きになったかも・・・・(苦笑)

こういう不可能なことに挑戦して、あえて必要のないババをすべてひく、潔さみたいな感じって、おれ好きかも・・・・。

結局のところ、すべてが敵ということを言っている時は、「悪い奴はいない」といっているに等しい。読者がついてきているかどうか・・・・理解できるかは僕には分からないが、こういう丁寧な善悪二元論の回避は、やっぱり、流石っ!って唸りたくなる。少年漫画で、こういうエンターテイメントしているところで、こういう複雑なことを示すのってはとても勇気がいることで、凄いいいなぁ、、、胸が熱くなる。これ、単行本で一気に読んだら、ぐっと来るだろうなぁ・・・と思う。

ただし、話が進めば進むほどに、ゆえは???ゆえの話は???とか思ってしまうのは、、、、仕方ないよね、そういう世代のマンガ読みなんだもの(笑)。・・・でも、なにげに、ちさめのポジショニングや言動、扱いが、もう気になって気になって…これは、きみまるさんの同人誌『ねぎまる!』のせいだなー。多重構造・・・並行世界ものは、オリジナルのテクストの強度も凄くあげてくれるんだよねぇ・・・。