『フラクタル』 作画赤崎睦美 原作マンデルブロ・エンジン(山本豊・岡田麿理・東浩紀)

フラクタル(1) (ガンガンコミックスONLINE)

せっかくはまって見ているので、漫画を購入。波に乗れた時は、できるだけ乗ろうとする。好きなくせに、言いたいこと言っているので、せめてお金ぐらいは出さないとね、と思い。漫画の技術的な側面は、絵柄も含めて悪くない、、、というか技術がある漫画家さんは昨今は多いんですよね。この赤崎睦美さんって、とても上手な人だと思います。絵柄もとても好きだし。けど、脚本は、完璧にアニメーションと同じで、演出の解釈もほぼニアリーイコールで、残念ながら同時に購入する意味を僕はまったく見いだせなかった。メディアミックスの展開で媒体に多く露出すること自体は商売的に意味があるとは思うのだが、なんというか、安易にやればいいという企画が多すぎる気がする。地上波で、タダで見れるアニメと同時期に、同じものを買う必要性がどこにあるのかなぁ?。違うエピソードを挟んだり、異なるストーリー展開にするのならまだわかるんだけれどもね。メディアミックスが常態化しているのだが、この手法の成功例は?何を本質とするの?ということが、ぼくにはよくわからないなぁ。いろんな媒体で少しづつ集金しようということなのか???でも、そうすると製造コストが跳ね上がってしまうのでは?とか思うんだがなぁ。


ふと思ったんだが、いろいろ言いたいことが尽きないというのは、ぼくの中に「あるべき姿」があるっててことなんだろうけど、、それは何なのだろう?。こういう形式の物語、で追う言うものがみたいと僕は思っているのだろうか??。ふと考え込む。僕がみたいものって大抵人気ないしなー(苦笑)。言葉が多くなる(=内圧が高い)ってことは、自分の中に何らかの基準がないと出てこないから・・・。いろいろ考えます。