空気の支配をなくすにはどうすればいいのか?

この「空気の支配」を変えるには、国会が立法能力を高めるしかない。実は内閣提出法案は「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」という憲法第41条に違反する疑いがある。憲法に忠実に、内閣が法案を提出することを(アメリカのように)禁止すれば、この問題は解決する。

国会はなぜグダグダなのか
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51931239.html


過去の日本の大失敗をずっと調べていると、国民(現場)が騒ぐ、マスコミがあおる、政治家が反応する、そして意味不明な空気によるゆがみが生まれて、統合的な意思決定ができなくなって、すべてが崩壊する最悪の決断になぜか収斂して(苦笑)、すべてが滅ぶというパターンを繰り返している。日本的な「失敗の本質」はすべてこれだ。今の日本の大組織、企業の失敗もこれと構造がまったく同じ。日本を良くするにはどうすればいいのだろう?この失敗の構造をどうとめることができるのか?とずっと(なんちゃって)悩んでいたが、ものすごいエウレカだ!。これが正しいかどうかはさておき、論理的に、非常によくわかる「実現可能ではっきり目的が具体的に収斂している答え」を見たのははじめただ!!!。考えてみれば当たり前なのに、なぜこのことに気づかなかったんだろう。日本の空気による支配を壊したければ、内閣提出法案を違憲にして禁止してしまえばいいのだ!!!これ、ものすごい端的かつ具体的な方策だ、感心した。なるほど、日本を良くしようとするならば、厳格に施行するように違憲判断を出してしまえばいいわけだ。ものすごい具体的だ!。ずっと池田信夫さんのブログを追っているが、非常に理路が一貫していて、凄いスリリングです。

「空気」の構造: 日本人はなぜ決められないのか