遠藤浩輝

買ってきた。

遠藤さん、ほんとうにうまくなったなー。円熟って感じ。凄くテーマは重いし、世界認識も、僕がしびれちゃうぐらい(笑)物凄く深刻で厳しいのに、この底の抜けたような明るさ、、、軽快な物語のテンンポ。本当にいい漫画です。

『オールラウンダー廻』 遠藤浩輝著 典型的な退屈な日常からの脱却を主題とする物語

物語三昧的な文脈で言うと、典型的な退屈な日常からの脱却を主題とする物語、なんですよね、これ。この不毛で退屈な日常から、僕らはどこへ行けるのか、という。このテーマがあらゆる作品、エピソードに基本的に埋め込まれているのが遠藤さんの作品です。僕…

『オールラウンダー廻』 遠藤浩輝著 絶望の底の後に、あきらめきった乾いた明るさが生まれる時、人は何をするんだろう?

総合格闘技の修斗をテーマにした物語。なんというか、「ああいい題材を見つけたんだなー」と5巻まで読んでほっとしている。5巻まで進むということはそれなりに人気も維持しているということだし、読んでいて、マニアックな部分と「らしさ」の部分がバラン…