今週号の『3月のライオン』の連載を読んでいて、ああ、素晴らしいなーと感心した。友だちがいじめられているのを助けようとして自分もいじめられるというのはよくある話だが、そこに対する決意を、主人公の救済として設定するのは見事。そして、「それは恩」というのがよくわかる。自分が信じきれない何かがある時に、その正しさを指し示されることほど、そして、それが「その人にとっても」重い自分を削る行為であった時、きっと深い救済となるのだろう。なんか、Fate/staynightのセイバーと士郎を思い出した。でも、今後、主人公は、どうやって彼女を守るのかな?ってい具体的な部分が凄く気になった(苦笑)。だって主人公世間知らずだし。。。。ああ、、、こういう不器用にひたむきに生きる人がそばにいたら、きっと助けたいと思うだろうな、、、というか、特に才能もない自分だけれども、もしこういうやつらに出会うことがあったら、助けてあげられる、彼らの正しさが報われるようにバックアップできる能力を持っていたい、と思う今日この頃。そして、それはきっと「自分の貫きたい思い」を抱える、心の奥底に隠れる「自分」への救済となるんだろうと思う。いやーいい話だった。
訃報:小室直樹さん77歳
http://mainichi.jp/enta/art/news/20100928k0000e040051000c.html
【宮台真司】弟子が語る、故小室直樹の本当の功績 平成22年10月1日
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E7%9B%B4%E6%A8%B9
とても残念です。もう新刊が読めないんですね・・・・。自主ゼミやっているころなら、絶対に行きたかった・・・。
読了。
相変わらず、読みにくいなー。あっ、ちなみに、全巻買っているし大ファンですよ!。何様のつもりと怒られちゃうでしょうが、評価は高いんです。この構想力と力技でイメージをまとめる力は凄いエンターテイメント。でもねーたぶんこの人、アニメとかにした方が、全然わかりやすいんだろうと思うんですよねー。それに、そろそろ群像劇になっているので、登場人物も多くて、なかなかおっつかない。誰が誰だっけ?となってしまっている。これ、アニメだと起きない現象なんですよね。目で見るので。ということで、禁書の第二シーズンを楽しみに見ておりますー♪。とある〜の世界観は、ほんと広大で楽しい。僕としては、小説が漫画家やアニメ化したほうが、うれしい。小説よりもアニメや漫画の方が面白い、僕的に珍しい例。通常は、メディアミックスは、オリジナルよりも格段に落ちるものなんだが・・・。これは、むしろアニメや漫画が先の方が、よく入り込めると思う。
ああ、、、そういえば、アイテムの話は、すげーー感動したなぁ。。。浜面って、すげーかっこいい。ああいう円環の輪を、断ち切れるやつが、一番かっこいいやつだと思う。何かに勝つよりも、ああいうことができることが、一番世界にとって意味あることなんだろうと思う。やっぱこれは小説のアイテムの話とレールガンのを読んでいると、ぐっと来るのが重複する。