空気という名の祭りという狂気

世の中にはこんなにも異常者が多い、という話
http://hirorin.otaden.jp/e247570.html

祭りによる再分配って、暴力なんだよね。歴史的に革命のメカニズムも、日本的空気の祭りのシステムも理解しているけど、それって、名もなき人々にとっては、マクロの暴力なんだよね。自分の意思とは何の関係もないところで、人生をめちゃめちゃに破壊される。これって、財産権や人の個人の価値を完全に破壊するこういうなんだよな。国家とは異なる形でのマクロの暴力。こういうのは、理性的なリベラリストの発想としては、本当に許しがたいし、気色悪いものだ。けど、社会って、人って、そういうものなのかもしれない。そして、そういう自分だって同じ日本人。空気に染まる存在なんだよね。自分だけは除外だ、なんて簡単には言えない。

「空気」の研究 (山本七平ライブラリー)