【物語三昧 Channel:Vol.1-1&2】『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』特集(1)-(2)ネモとゆりの対比で読み解くわたモテの構造 with 哲学さん 2018年12月22日 JST

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「いや、とても面白かったですね。傑作ですよこれは。最初は意識をこじらせた痛い部分を笑うブラックコメディが、友達ができて、百合か!というぐらい仲良くなって、ハーレムに到達しているって聞いて、とても興味を持ちまして。
 というのは、当初のコンセプトから全く違ったものになっている? ……分かりませんが、最初の自意識の拗らせが数巻もつづいていること、谷川ニコさんの星海社の別作品、『クズとメガネと文学少女(偽)』を見ても、やはり自意識の空転を笑う形のコメディ構造が基本になっているので、この作者の基本だと思うんですよね。それが何故、全く逆ともいえる、百合的ハーレムかつ友達いっぱいの幸せ物語になったか!?というのは、とても興味をひかれたんですね。言い換えれば作者の意図と正反対の方向に物語が変わってしまったわけです。

なぜ?って知りたいと思いませんか?。

今日は、そこのところを、僕的な感想というか分析を話してみたいと思います。」