チャールストン&サバンナ+フロリダ・キーウェスト&エヴァーグレース国立公園(1)

サウスカロライナチャールストンからフロリダのキーウェストアメリカ最南端)まで行ってきました。アホな組み合わせです。ちょっと意味不明な組み合わせですが、なんかアメリカの南の端を見たくなったんで、思わず追加して。運転してきました。書いてある数字だと743マイル1189kmくらい?。東京大阪間が約500kmくらいだからその往復くらいかな。意外に、短いな。。。

■本当に大事なものは、孤独や過酷な試練の中から見えてくるもの

2020年のコロナ禍の1年間、自宅で仕事していた、本当に「閉じ込められた生活」をしていましたが、実は全然不満がありませんでした。自分が内向的で、孤独に強い質の人間なんだって強く感じた。もちろん、うちは5人家族で、そのコミュニケーションが深く広くなったので、寂しくなんか全然なかったけれども、家族と居てコミュニケーションが満たされるっていうのは「家族の関係性の質」というのが、前提としてちゃんとしているわけで、そういうのもコロナという試練に試されたなった本当に思う。人生は試されることの、淘汰と選別の連続なんだなぁ、怖いって本当に思う。閉じ込められて凝集した分、家庭が崩壊した人もたくさんいたもの。話がずれたけれども、この2年くらいは、本当にこもって「凝集」の時期だったなぁと思う。元々妻とはたくさん喋るのだけれども、子供たちと、これだけ深く広くシェアして話したのは、コロナ禍の「閉じ込められている」という状態があったこそだった。コロナからだいぶ回復した2021年は、息子はほとんど夜遅くまでサッカーの練習だし、土、日も試合、トーナメント。アメリカで子育てしていると、子供たちの送り迎えを妻と交互にやっていると日々が、それだけでアップアップになってしまう。だから「それ=送り迎え」がないと、こんなにも時間があるのかった衝撃を受けた(笑)。2020と2021の落差はそれでした。会社の通勤がないのもそう。ずっと家にいると「隙間時間のコントロールがかなり容易になる」のが分かったし、家族でシェアする時間をたくさん持てる。ああ、日本社会の家族が空虚になっていくわけだって痛感したよ。物理的に「家族と過ごす時間」が無いんだよね。その中で時間を効率化しよう=生産性を上げようとすると、関係性は破綻するに決まっている。関係性(=コミュニティ)ってのは、偶然の出会いや、偶然の会話、偶然の気づきや、「時間と空間を共有している長さ」で生まれてくるものだから。時間と空間をシェアすることによる偶然が基盤になっている場合、それって冗長性だから、生産性と相性が悪い。


と、いろいろ「1年間家にいても全く困らない」「実際に友達に会う必要もほとんどない」「自分」というのがいて、意外に自分がタフだなって感じました。その中で感じたのは、自分にってやはり最も大事なのは、物語なんだなってこと。それがあると、他のものはだいぶ必要いない。


が、そういう生活を続けたせいで、その「物語を愉しむ」というのにだいぶ「知らないところに旅に行くことの体験で広がる」というのも含まれていることに気づいた。実際のところ、2020年は、そもそもほとんど外に出なかったので、必須というわけではないようだが、2021年に旅を再開したら、「これ」が自分の世界観や地理感など物語を理解するベースとなる基礎を急拡大してくれるものになってたと気づいた。大学生の頃から、とにかくめちゃくちゃ、プライヴェートでも仕事でも移動しまくる生活をしていたので、「それがいかに価値があるのか」これも試練によって、試されたから分かったことだ。自分ももうアラフィフ、しかもミドルスクールの子供たちが親と旅行に付き合ってくれるようなこともあってもう数年だろう。そう思うと「今この時」は、もう来ないんだなぁってしみじみ感じました。


なんか論理破綻(笑)している気がしないでもないですが、「だから」、精一杯無理して、「行きたいところに行こう!」。お金的にも体力的にも気力的にも、少ししんどいけれども、それを超えて「動いていかなければ」ならないんだなぁって痛感しました。移動することは、それだけで強い喜びを人に与えてくれるものなんだって、『スーパーカブ』と『ノマドランド』が教えてくれたのも大きい。「時」というものは、その時しかない。やれる時に、やりたいことの精一杯を。尊敬する出口治明さん程(世界の1000都市はまわっているって凄すぎ・・・)には、できないままアラフィフになってしまったが。でもまだ40代後半。あと10−20年は、身体が効くはず、もっといろんなところに行こうって、そしてそれは覚悟して準備して、行動しないとできない。南部のチャールストンも、行きたいねって数年前から妻と話して結局三回くらい延期して、二回はキャンセルして、本当に何やってんだろうとおもいながら、それでも諦めないでいたら、このオミクロン騒動(苦笑)+仕事忙しくなってしまって、心折れかけたけど、言い訳してたらいつまでも行けない。そのために、最速でワクチン打ってブースターも打って行動してきたことだし、やるべきことを精一杯準備したら、多少の問題は無視して突き進まなきゃ行けないって思いました。←旅行関係のない一人語りでした(笑)。

ジェットブルー

最近よく、ジェトブルーを使います。いまのところ、何一つ過不足はないなぁ。LAXからチャールストン空港まで。妻は、ジョンウェイン空港から探したけれども、直通で適当なのがなかったと言っていました。コロナでどうかなと思ったら、満員でした。へー多いんだなと思ったけど、少なくなると飛行機自体がキャンセルになってしまうみたいで、実際、帰りは、自分たちの前後でキャンセル続出だったみたい。そういう意味では、コロナ下での移動って、常に何が起きるかわからないリスクを抱えているよなって思います。


チャールストン空港

ちなみに、深夜の12時に到着するフライト。その時間まで、レンタカーが開いているかどうかが不安で、何回電話をかけても、まともにつながらなかったそう。一応、チャットでいます、という返答もらったのでスクリーンショットにとったり、と涙ぐましい準備はしました。直前に電話つながって、大丈夫!と言われたんですが、信じませんでした(笑)。アメリカンクオリティのカスタマーサービス。実際は、ちゃんと開いていましたが、予約したはずなのに、車(バンサイズ)がなくて違うのでいいよね?と言われたり(いいわけないんだろ!)、クレジットカード受け付けない、PC壊れててすべての書類が手書きになったり、まぁいつものアメリカです。日本のように、きちっきちっと物事が進まない。まぁ、もう慣れたけどね。12時なので、最悪、受付がいないってのも、想定して、その時はLyftでとか、いろいろイレギュラー対応は考えていた。





・レンタカー
今回はBudgetで。アメリカの旅行の醍醐味は、車を運転することだと思っています。これでアメリカ両海岸は、北から南までほとんど運転したことになるので、良かった。あ、まだカナダやアラスカがまだか、、、。フロリダに泊まった時に、まわりでチェックインを待っている家族がメリーランドから運転してきたと言っていて、相変わらず、アメリカの距離に関する鈍感さすげぇなって思った。ロサンゼルス、サンフランシスコ間くらいなら近いから日帰りできる的な感覚。しかし、アメリカの凄いところは、カスタマーサービスは、本当に適当で、人力の部分は、ほとんど発展途上国なんだけれども、にもかかわらず、物事がサクサク進むシステムになっているところだと思う。めちゃ車借りるの手続きが終わると、凄い楽。しかし、寒かった。こっちはこんなに寒いのか!(12月)。

■ノースチャールストンは治安が悪い?〜ホテルの場所選択順位にはいつも悩むところ

うちの嫁さんが、なんかYelpとかいろんなのにノースタウンの宿は治安が悪いって書いてあって、どこがいいかうんうんうなっていた。うちも時々、モーテルみたいなところに泊まるんだけど、安い分だけ、本当に治安悪そうなんだよね。ドラマでよく売春とかクスリの取引している雰囲気そのまま。なので、やっぱりSpringHill Suites by Marriottくらいかな。モーテルは、避けた方がいいね。安いんだけど。逆に、アメリカのドラマみたいだ!と感じるのは、やはりモーテルですね。治安がいい町で泊まってみると、なかなかアメリカを満喫できます。

ここね。SpringHill Suites Charleston Airport & Convention Center。空港から車ですぐだし、きれいで治安もよさそうな感じで、よかったです。
www.marriott.com

さて、明日からです。

チャールストン&サバンナ+フロリダ・キーウェストエヴァーグレース国立公園(1)空母ヨークタウンとサムター要塞
https://petronius.hatenablog.com/entry/2022/01/10/064317