初日に果てしなきスカーレットを見てきました。

最近は考察は、noteで書くのでこっちは日記とかみたいな感じかなー。大きな仕事がひと段落した残務処理であくせくしていたのが、少し余裕が出たので(でもかなりしんどかったけど)早退して、細田守監督の果てしなきスカーレットの初日(11/21・金)でみてきました。今年は、noteで有料化して、劇場にみいに行った映画のレビューを軸にしているので、なるべく劇場に足を運ぼうと思っている上に、やはりそれならば少しでもはく見てレビューをあげたい、と言うことで。ちょうど仕事の隙間ができそうだったので、えいやって。今年も仕事かなり忙しいんですが、有料化の威力はすごいなって思う。仕事だって認識で回しているので、だいぶ気合いで継続している。我ながら、ちゃんとするなーって感心する(笑)。

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新宿のピカデリーで。

今はキムタクの映画をやっているんだなー。

帰りは、いつものイルバーカロで、赤ワインを一杯飲んで、帰宅。

ライフログでした。

「民主党の希望」が、民主党を壊す──ゾーラン・マムダニ当選に見るリベラルの危うさ


リベラルが勝った?──表層のカタルシス

アメリカのニュースを見ていて、「リベラルが息を吹き返した」と感じた人も多いだろう。ヴァージニア州ではアビゲイル・スパンバーガーが、ニュージャージー州ではマイキー・シェリルが、それぞれ知事選で勝利。どちらも穏健派の民主党員だ。さらに、ニューヨーク市長選では、急進左派のゾーラン・マムダニが当選した。メディアは一斉に「反トランプの風が吹いた」と報じ、SNSではリベラル派の人々が安堵と興奮を交錯させた。

たしかに、ここ数年のアメリカ政治を見れば、民主党の勝利にカタルシスを覚えるのは自然だ。だが、僕の見立ては逆だ。この結果はむしろ、民主党の分裂が一段と深まった兆候だと思う。


「中道」と「急進左派」──同時に勝ったことの意味

今回の選挙結果のポイントは、勝ったのが「どちらか」ではなく、「両方」だという点だ。スパンバーガーもシェリルも、中道寄りの政策を掲げている。高騰するエネルギー価格や住宅供給など、生活の安定を重視する現実路線だ。一方で、マムダニは完全に急進左派の旗手。デジタル戦略や社会主義的な再分配政策を訴え、支持者の熱狂を集めた。

つまり、民主党は「現実主義」と「理想主義」が同時に存在し、どちらも一定の支持を得ている。だが、それは多様性ではなく、ねじれだ。党としての方向性が二重化し、どちらも譲らない。結果、選挙ごとに「民主党とは何か」という問いが再燃する。

共和党を見てみれば、事情はまるで逆だ。トランプを中心に「トランプ党」として結束し、主張も明快だ。善悪の単純化を批判することは簡単だが、少なくとも有権者にはわかりやすい。

その明快さこそ、民主党が今いちばん失っているものだと思う。


「勝利」の裏で進む、危うい静かな崩壊

この数年、民主党は「多様性」という言葉を盾に、分裂を肯定してきた。しかし、現実の選挙は理念の戦場ではなく、結束の力比べだ。

リベラル派の人々が「勝った」と感じているその瞬間、共和党はより静かに、より一枚岩になっている。今回の結果で勢いづくのは、実は民主党ではなく、トランプ共和党のほうだ。なぜなら、対立が明確であるほど、人々はわかりやすい敵と味方を求めるようになるからだ。

僕は、民主党が負けているのは政策の問題ではなく、「まとまりのなさ」だと思う。

ゾーラン・マムダニのような急進左派が当選したことは、希望であると同時に、危機の始まりでもある。

アメリカのリベラルが本当に再生するには、勝利ではなく、分裂の痛みを直視する勇気が必要だ。


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10月のアズキアライアカデミア_ヴィンランドサガの最終回の評価について

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雑談のつもりで始めましたが、思いのほかガッツリ話せて良かったです。幸村誠さんの射程距離についてかなり話せているんじゃないかと思います。