政権交代

小沢幹事長は「二重権力」になるか
2009-09-04 / Law/Politics

民主党の幹事長に小沢一郎氏が内定し、「二重権力」が懸念されているが、先日の「闇将軍」の記事を書いたTobias Harrisは、小沢氏は過去の失敗から学んだはずだと期待している。私も、16年前とは状況が違うので、あのときのような混乱は起こらないと思う。その理由は、諸悪の根源だった社会党が消滅したからだ。



池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/71af1406f7a51eee72515bb932acf6dc


海外で選挙を見ていたが、なんといってもついに小沢一郎が政治の中枢に来たことが、長かったなーと感慨を抱かせる。上記の記事でもあるのだが、僕も、55年体制ではないのですが、日本が正しい形で次の時代の政治体制になるのをもっとも阻んだのは、社会党の存在だと持っていて、社会党の野党と自民党の与党のいう仕組みは、それが歴史的に全部だめだったとは言わないのですが、少なくとも細川政権の頃から今までの迷走は、ほとんどああいう勢力が残っていたせいだと思うんですよねー。別に民主党になったからといって何が変わるわけでもないし、特に期待しているわけでもないのだけれども、正しい形で次のステージに入ることは歓迎すべきことです。個人的に、日本の政治は残念ながらそうが凄く薄くて、小沢一郎クラスの政治家を、ぜんぜん生み出せていないので、とりあえずは彼に自由に一回政治をやってほしいなーと思うんですが・・・。そうすると、また次も見えるじゃないですか。力あるものは、一度ある程度までやっておかないと、変にくすぶるので、やるだけやってほしいのですよねー。変なバラマキとかマニフェストなんか、僕はまったく興味がないので、ちゃんとし形で与党らしく政治を運営してほしいです。