ここまで来た・・・もう少しで追いつく

彼岸島 24 (ヤングマガジンコミックス)

評価か・・・・僕の中で位置づけがどうもまだよく分からない。。。。何も考えないと、物凄く評価高くしそうなので、、、一生懸命押さえて考えている(笑)。ちなみに『サオリ』は大傑作。『クーデタークラブ』は秀作。・・・そして?という感じ。新しい作品になるほど、こなれて独自色を薄れさせてエンターテイメントとしてわかりやすくする方法を身につけている感じがするので、漫画家としてとても安定している気がする。

27巻まで出ているこれは、さすがに長すぎで冗長だろうという気もするが、、、、こうして一気に読んでみると、そのスピード感と独特の世界観は、やっぱり引き込まれる。前作、前々作に比べると、複雑さや深みは薄れているが、その分冒険活劇的なエネルギーが満ち溢れてシンプルになっている。なんというか、この『彼岸島』が一番、独自色が薄れてエンタメしているんだが・・・やっぱりこの作者の持つ「オリジナルな何か」ってのが、とても異彩を放っていて・・・・なんだか、凄い気になるんだよなぁ。たぶんこれは、『サオリ』と『クーデタークラブ』を分析すれば、分かると思うんだが・・・・。うーん。。。言葉が見つからない・・・・。ただ水準は超えているで、好きな人は確実に好きといえるだろう。僕はかなり好きなんだよね。ホラーが怖くて見れない僕にしては、これは好きなんだよなー。

クーデタークラブ 6 (ヤングマガジンコミックス)