いやーちょっと涙ぐんでしまった。

ストライクウィッチーズ2  Blu-ray 第1巻 【初回生産限定】


※注意事項:ペトロニウスは、常に心の正直な動きを、日記のごとくブログで再現しております。


昨日渡辺君に、バカになってみましょうよ、といわれたので観賞。第4話『かたい、はやい、ものすごーい』って…そのタイトル、を見た。

途中で、涙ぐんでしまった(笑)。

いやーね、人間ってやっぱり「受け入れる時の心象風景」で、いいかえれば、「どういう時に見るか?」によって、凄く受け取る印象が違うんだなーと思うんですよ。ぼく第一話見た時に、あざといパンツに注目する演出とか、もうなんか、すげーやな感じがしちゃって…って思ったんだ。もともと、たぶんあざとい演出は好きじゃないんだと思う。確か1期も最初そんなふうに思ったのを覚えているんだ。んでもって、なんか、受け入れがたい・・・という感じがして、その「消費の態度」でモノを見ているので、なんか詰まらん、とか、なんか入れん、とかそう思ってしまったんだよね。

けど、先日ちょうど百田尚樹さんの『永遠のゼロ』を読んでいて、過去の飛行機大好き!!!が盛り上がって、そんでもってずっと続いているマブラブSS祭り(帝国戦記!!!)で戦記モノにすげー感情移入できる下地が合ったところで、、、なんか焦点があったんだろうね。


バルクホルン大尉が、空戦をするシーンで、なんか胸が熱くなって思わず、、、(笑)。


萌えアニメ見て何胸熱くなっているんだという突っ込みが、心の遠くでかすかに聞こえたけど、そんなのぶっ飛ばしてしまった(笑)。物事って「重層的に背後に何を見ているか?」ってことで、何倍にも深く複雑に世界を人は見るんだと思うんだよね。つーのは、やっぱり僕は飛行機が大好きで、趣味で免許取りに行っちゃうくらい愛していて、そんで、その「空での動き」ってのに魅せられたサンテグジュペリ坂井三郎さんや、そういった人が大好きなんだよね。

んでもって、『永遠のゼロ』の主人公の生きて妻のもとに帰りたい!と中国戦線から太平洋戦争の海戦すべてを戦った気持ちとかが見ていてフラッシュバックが起きて、、、ううって(笑)。やっぱ海の水平性が見えるところで、空と海が境目が分からなくなるあの感覚っていいなーと、、、。アニメって、やっぱりこういう普通ならほとんど体感できない、感覚を再現できるところが凄いよなーって思う。アニメの飛行シーンってのは、素晴らしい。


まぁそういう意味では、こういうかわいい女の子と戦争と飛行機っていう日本アニメーションの形ってのは、なかなか凄いものがあるな、と不思議に思いました。

久々にこれみなおしてしまった・・・・。かっけーーーー。

たいなみに、最近基本になってきたけど、放送したモノをニコニコで1週間タダで見れるんだよね。こういうのって、もうこの産業が、、、というかソフト産業全般が、フリー的なるモノをベースにしていかないと回らないってことなんだろうなーと思いました。


http://www.nicovideo.jp/watch/1279789654


この作品、ほんとうは背景知識を持っているほど面白く見れるんだろうなーと思います。まぁ単体だと普通かな?(笑)


でもものごとには一周して帰ってくる!というのがあって、なんかあざといと嫌っていたのが、戦闘シーンかっこいーと思っていると、どんどんかんじょういにゅうがたかまって、、、なにこれ、かわいくね!!???とか気持ちが変化する(笑)。


ええ、そうです、ぼくはテキトーな奴です(笑)。


永遠の0 (講談社文庫)