どっかで記事を書きたいと思っているのだが、東さんの『電波教師』の1巻を読んで、ふと江川達也さんの傑作『BEFREE』を思い出した。
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/7206.html
教師ものは、日本の教育全体というマクロまで射程があるかどうかで、ミクロの生徒たちとの個人的関係の話で終わるものとそうでないものとを分けるような気がする。もちろん、教師ものの面白さは、「そこ」ではないのだが、「そこ」がないと、一人生の物語で終わって物語としての広がりが弱くなる。様な気がする。ちなみに、この話を理解するには、金八先生(笑)から特に、江川達也さんの物語遍歴を追うと凄く理解しやすいので、特にBEFREEを読んでおくことを推奨します。電子図書ですぐ読めるようですし。あとは、近いところでは、GTOも読んでおいてくれると話しやすいかなー。
ということで、『電波教師』は興味深いです。内容が、物凄い僕好みです。東さんは追っている人なので、今後の展開が楽しみです。
退学になっても、死なない。
でも、生きがいをなくしてしまったら、私は死んでしまうんです。
昨日、『3月のライオン』を読んだ後で、このセリフはしみるなー。