これは、大型の物語だからなー。・・・・大型って?自分で書いてて??に思った(笑)。1巻単体で、見事に完結している物語だから、最初の一環は映画でいいと思うくらいなんだけどなー。まぁアリシゼーション編を映画化とかしてくんないかなー。1巻の始まり、そして物語の完成度は、ヴァーチャルなゲームの世界の閉じ込められるという設定の、最も古典的で骨太な原型(アーキタイプ?)って思うんだよね。この設定で、エンターテイメントをするなら、もうこれ以上まず思いつけないよっていうような。数あるゲームの世界の取り込まれる物語で、これ以上のシンプルで完成度の高い物語って、まず作れないんじゃないかなーと思う。富樫さんのハンターハンターなんかは、別格だし、何というかひねりがかなり加わっている、、、というか、あれは、善悪の次元を超越した「先」を前提としているので、エンターテイメントとしてはちょっと特殊なんだよね。あれを企画会議で通して、かつ消費者を納得させられて、かつエンターテイメントの次元にとどまるってのは、もうちょっとした狂気だからねー。