連載は読んでいないので、久しぶりに思いついて、16-19を一気に読みました。おおーいいですねー。16巻の歩美の話と、あとちひろの告白のシーンが素晴らしいなー。って、話が今どこにいっているのか?とか、そういうマクロ構造はすべて飛んで忘れてしまっているので、いまいちわからんのだけどー。とにかくこの二人は可愛かった。・・・・16巻だけかわからんかけど、あゆみとちひろが、主人公の家で「座っている」そのすわり姿が、えらくかわいいんだが、、、なぜだ、、、。何かが自分の中で引っかかる。
・・・・・しかし、これ、凄いなー。完全にこの流れのエピソードでは脇役なのに、ハクアがえらくかっこいい。うまいなー作者。この物語もハーレムものなんだけど、料理の仕方がちょっと独特で気になるなー。どう落ちに持っていくんだろう。ハーレム構造のものって、自分がずっと追っているテーマだけに、気になる。この主人公って、ハーレムものには珍しくは、幻想と現実の差に関する自覚があるんだよね。彼は、そのあたりの、自己をだます幻想の仕組みをコミットしているので、「そういう自意識」や現実の処理をしている人が、どう現実を受け入れるか?って興味深いドラマトゥルギーの展開。単純に、ゲームの世界は幻想でいs多という幻想ブレイクの展開に持っていくと、これだけ積み上げがうまいと、それはそれで面白いしオーソドックスなんだけど、それでは設定での「問いの立て方」としてはさ、つまんないし、、、。普通はね、主人公が幻想と現実の差に自覚がないので、お前が見たのは幻想だぁ!!現実の方が凄いんだぁ!的なよくある説教で話が展開するんだけど、この主人公は、そのことを既に分かったうえで、幻想にコミットして、その上で世界をゲームとしてとらえていて、、、とまぁ、そのへんは、また今度―。
19巻の後、どうなっただろ、、、これ・・・・。まー20巻でるの楽しみだなー。