President Obama delivered his final State of the Union address on January 12th, 2016.

https://www.whitehouse.gov/sotu

なかなかね、ただのパンピーには、一般教書演説なんかをフルで聞くことないわけで。そもそも英語もこれだけ専門的になると微妙だし。でもねーやっぱり、なるべく今の時代の良さって、メディアを通して評価や色眼鏡の話を聞くのではなくて、空気感とともにリアルにすべて直接見れるという良さがあるわけで、安倍首相のスピーチなんかもすべて原文で直接聞くと、メディアの評価って偏っているのがわかるので、やっぱりこういうのはちゃんと見なきゃなーと思い。まぁ、タイミングがあったので。わけわかんないなりに、全部聞いてみました。テレビじゃなく、ホワイトハウスのウェブの放送で聞いたんですが、もう画質も音質も、テレビとかもうどうでもいいって感じのレベルですよね。マテリアル直接流してくれるので、ヘンなバイアスが全然かからないし。みなさんも、なんでも直接に自分の興味あることにアクセスする癖をつけると、圧倒的に世界観が変わりますよ。


この状況下で、いやー楽観的で、美しいスピーチで、いやはやさすがだなーと思いました。人間性の良さというか、そういうのが溢れる感じなんですよね、オバマ大統領。いやはや、まさに人間性の良さで、まさに最高位の権力を、そのほか何もなしに獲得したって感じがするくらい、本当にいい人感が滲み出ている。たぶん、後世の歴史家や政治家としての評価って、相当いまいちになりそうな感じは凄くするんだけど、まさにアメリカの良心という感じで、彼が、黒人の大統領が権力の最上位にいた7年間で、大きな枠組みではなく、基盤的なレベルで、アメリカ社会は実に変わった気がするんですよね。司法長官とか陸軍参謀総長とか、なんというか地味なところでガラスの天井が、がんがん破られて感じがするんだよね。今の時代って、近代国家は巨大な官僚機構によって構成されているので、よほどおかしな人がならない限りトップによって、国が一気に変わったりはしないと思うんですよ。でも、こうした実務面での仕組みの変化って、後々の世に凄い影響力を持つ気がするんですよね。オバマ大統領によって、アメリカンそういった深い深いレベルで、凄い変化した気がします。

ちなみに、この直後、ヒラリーさんが、下記の動画を上げていますね。