7/15(水)。アメリカは、6.5万人/dayの新規感染者で、もう何がなんだか、ニュースを見てても気が重い。フロリダは、死者数がNYのの最悪ケースに近づきそうとのこと。・・・なのに仕事が重くて、毎晩夜中まで。カリフォルニアも、再度ロックダウンに踏み切ったので、やっぱり岩田健太郎さんら専門家が、予測していたように、全世界が落ち着くまで、増加とロックダウンと低下と再開の繰り返しになるというのは、間違いないな、と思う。この現実をベースに、同「その後」を生きるかという哲学というか、心構えはいるよなぁとしみじみ思う。
"Don't worry about Florida's Covid-19 surge, because it's not killing many people," people say. Data scientist @mathbabedotorg is not buying it.
— Bloomberg Opinion (@bopinion) July 15, 2020
Instead, she predicts that by early August, deaths in Florida will be almost as bad as New York at its worst https://t.co/jqlvjItjne
さて、上記は、Twitterで流れていて、見たら止まらなくなってしまった。西川秀和さんの『アメリカ人の物語』を、ものぅごぉーーーーーくゆっくりメモとりながら、いろいろ調べながら読んでいて、革命戦争期やワシントンのことに思いをはせていたので、「この辺りの歴史感覚や地理感が」それなりにある状態で見ると、こういう歴史再現ドキュメンタリーみたいなものは、物凄い萌える。やはり、風景や、意匠、態度、武器とか、字ではイメージしきれていない具体的なものが、ガンガンリアルに見れるから。ちょうど、Valley Forge (バレーフォージ)のあたりを今は読んでいる。
ボストンのDorchester Heights (ドーチェスター・ハイツ)も、このあたり、観光に家族で行った。惜しむらくは、その時は、まだ頭の中にイメージが強くなかったので、へーと流すだけになってしまったが、この地理構造を知っていれば、海を見ながら、フランス海軍やイギリス海軍の動きを考えられたのに、とちょっと悔しくなった。
Dorchester Heights - Boston National Historical Park (U.S. National Park Service)
僕は西海岸に住んでいるので、まだ数年はコロナの問題は収まらないだろうから、もう東海岸に旅行に行くという可能性は、かなりないと思うので、さびしくて、ちょっとがっかり。昔リンダグラットンさんの『ワークシフト』を読んで、ヴァーチャルな観光や通信のレベルが上がれば、「実際の移動」というのは、とても高価で贅沢なものになり、人の国際間の移動は激減するかも?みたいな未来が書いてあって、それは全く想像できないなーと思っていたのだが、まさにこのことだったんだ、と震撼する。つい先日まで、グローバリズムは、なんといっても正義という感じだったが、それ自体は僕は変わらないと思うが、様々な物理的制限が違う時代が来るのは間違いない。
トランプ大統領、ジョージ・フロイド氏の殺害の後も黒人が警官に殺されるのはなぜだ、という質問に対して「なんてひどい質問なんだ。白人の方がもっと殺されている」と回答。警察に殺害された黒人は白人の2.5倍。 https://t.co/QgL9DcksXL
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) July 15, 2020
ちなみに、けさのNBCのニュースでこれやっていた。いやーなんというか、、、。
まぁ、そう思いながら、やれることを、コツコツやるしかない。マクロの未来に思いをはせるの趣味であって、人が生きるのは目の前のことを淡々とこなすしかないものだから。と思いつつ、アサシンクリード3ができていないのが、自分の中ですごい残念。なんとしてもやらなければ、とこの映像を見て、思いを新たにした。
いま、、、、それですごい、いいなぁーと思うのは、アフリカンアメリカンから見たアメリカの「今」や「歴史」をこれでもかと映画なり見続けて考えてたので、それと、比較すると、ワシントンや革命戦争の歴史って、物凄い味方の角度が変わる。同じアメリカじゃないみたいだ。これ、この現実の差異を知らないと、話が全く通じなくなってしまうだろうなぁ、としみじみ思う。両方を見れるのは、とても幸せなことだ。