NapaのKenzo Estateのワイナリーツアーに行ってきました。

先日、2023年の9月の下旬に、iphone15の発売日にSan Joseに出張に行ってきました。土日挟んでいたので、ついでにと、いってみたかったNapaのKenzo Estateに行ってきました。ワイナリーツアー、110ドル(150円換算で約16500円)ですね。ちょっとした思いつきだったんですが、とんでもなく素晴らしい経験でした。ワイン自体も素晴らしかったけれども、Napaの通常の麓のところには山ほどワイナリーが集中していて、そこもまた素晴らしく観光体験が整備されていて良いのですが、何よりもこの山の上にあるのが素晴らしかった。Napa Valley at 1,550 feet, Kenzo Estate is a pristine 3,800-acreとあるのですが、かなり山の上の方に登っていくので、なんというかValleyに来たな、葡萄を育てるのに、そりゃこれはいい土地だよなーっていうのがめちゃくちゃ実感できて。9月に行っているのですが、朝からもすでに肌寒くて、というかかなり寒かった。サンフランシスコのホテルに泊まっていたので、都市の混雑したゴミゴミしたところから一気に異郷に来た気分でした。

www.kenzoestate.jp

ワイナリーオーナー辻本憲三さんは、カプコン創業者ですね。元々は、ここに巨大なアミューズメントパークを作ろうとして購入した土地だったそうです。1990年代から始めて、30年ほどで世界的なブランドまで上り詰めてきたわけですね。今はジャパニーズウィスキーも世界的なブランドですし、日本が次のステージに入ってきているのが、なんだか色々な面で感じます。まぁ、そんなことも徒然に思いながら。やはりこういうワイナリーとかビール醸造所Brewery(ブリュアリー)、ウィスキー蒸留所Distillery(ディスティラリィ)を巡る旅は最高ですね。日本のウィスキーはニッカの余市サントリーの白州蒸溜所。アメリカのバーボンは、ナッシュビルを少し回って、カリフォルニアのビールブリュワリーはLAやトーランス周辺をかなり攻めました。Napaも見てみたかったので、自分の目で見れて楽しめて最高だった。あとは、、、そうだなぁ、スコットランドのアイラとかを回るのが夢だなぁ。。。今は拠点が日本だから、京都の山崎とか仙台の宮城峡蒸溜所とかも行ってみたいなー。夢は膨らむ。

なんといっても素晴らしかったのが日本語のツアーがあること。僕はウィスキーは得意なのですが、ワインは知見がなくて、テロワールとか、専門用語を英語で言われてもいまいち実感がなかったのですが(他にもワイナリー回ったので)、日本語で多分同世代、、、よりは若いかな、ツアーガイドしてくださった方の人生などを聞きながら、そんな人生もあるのか、としみじみしながら聞いていました。えっと、お酒が、ワインが好きというだけで、世界がどんどん拡大していく話を聞いていて、「好きなもの」でうまく時代や時流の乗れるというか、世界が広がっていく、人生が広がっていく様って、最高だよな、、、しかもそれを職業にできて、食べていけたら、本当に幸せだよなった思って聞いていました。

テイスティングワイン6種(各45ml)で、やはり値段のせいか(笑)、Cabernet SauvignonのAiが美味しかったなー。あとやはり、Cabernet FrancのAsuka(これは日本でも飲んでいたので)がおしかった。まあ味も意味もよくわかっていないんですけどね。でも美味しかった。水も軟水なんですね、驚くほどお水が美味しくて、びっくりした。目も前に見学用の畑というか、葡萄をそのままもいで食べていいので、実際の味を経験できるのはもよかったなー。

帰国に際しては、AsukaとSparklingのSeiを買って帰りました。友人と妻へのおみやげに。

あといくつか、ワイナリー巡ったけ。