12巻一気に読んでしまったです。素晴らしかったです。

電撃4コマ コレクション ちいさい奥さま (1) (電撃コミックスEX)


『ちいさいお姉さん』既刊12巻と、続きの『ちいさい奥さま』2巻まで、一気に大人買いですよ。素晴らしいっすよ。山本くん、最高っすよ。


オタクの自意識の自己言及のテーマにつながってくる話だと思うんですが、そういった文脈読みを別に考えなくても、山本くんの成長と灯さんとの恋愛の進み具合は、なんか胸にぐっと来るものがあります。海燕さんが、紹介してくれていたので、きになっていたんですが、3巻ぐらいかな?、山本くんが登場してからの展開の深まりが素晴らしい。もともと、家族設定とか、深い設定があるんですが、最初の間では、それはぜんぜん展開されていないのは、たぶん、姉と弟の典型的なサブカルチャーのフォーマットだったからなんでしょう。この手の設定は、本当に良くありますもんね。そんな深いところを追求しても、読者がついてこないだろうと。たぶん、山本くんの登場なくして、人間関係を深く追っていく話にすると、、、、うーん、僕は好きだけど、そんなに人気でなかったんじゃないかなぁと思うんですよ。やっぱ、山本くん、いいっす。彼の成長っぷりが、胸に来る。まぁ、どう考えても、続き物のタイトルがこれだと、ネタばれなんですが、まぁ、いいよね。うちのブログ、何度も書いているけネタばれ基本ですから。


とても素敵な物語です。僕は、凄いはまって一気に全巻大人買いになってしまいました。ビバ!キンドル


ああ、あと、カラオケ屋の先輩のハーレム状態からもう一人を選ぶ話も、これ、深い、深いするぎる!!!とうなってしまいました。この作者、そもそもこういうの全部設定していたんでしょうが、たぶん1−2巻ではまったく展開していない感じがするので、人気で無いと、なかなかこういう風な群像劇に持っていけないでしょうね。

電撃4コマ コレクション ちいさいお姉さん(7)<ちいさいお姉さん> (電撃コミックスEX)