戦略が、戦術に負けたたまるかっ!

第二話、見終わりました。いろいろ思うことはあるが、まずは、、、



戦略が、戦術に負けてたまるか!


ううーーしびれたぁ!。何がしびれたかって、監督が、脚本家が、「この概念」をよくわかっているところ。あのね、ほんとうにルルーシュって、戦略家で、指揮官タイプなんだよね。個々の戦術場面の戦闘にはあまり興味がない人なんだ。というか、むしろこの手の人は、運動神経が悪かったり、ここの先頭局面で、ひ弱なタイプな人が多い。だからこそ、個々でどんなに弱くとも、全体で勝つというマクロ局面への感覚が鋭敏になるものだからさ。

圧倒的に弱かった、追い詰められていた黒の騎士団のテロリストが、情報を与えたルルーシュを与えた瞬間に、凄まじい勢いで局面を挽回していく様は、ゾクソクした。そう、あれこそ、正しい戦略の発想だ。


ちなみに、僕は、ずーーーと、戦略が大好きなくせに、ビジネスでは、戦術局面での仕事ばかりやってきたので、逆に戦略家が陥る落とし穴を見つけ出して、戦術で一気に逆転するって手法ばかり考えてきた。だから、この戦略家の驕りをぶち壊す瞬間が、大好き(笑)。


しかし、本当の戦略家、ってのは、いくつもの矛盾する命題を一気に解決しちゃうんだ。


しょせん、戦術場面での対応は、テロリズムに近く、一局面しか変化させない。もちろんそういう場合は指揮官(=トップ)を狙うんだが、、、、いやーこのへんの問題意識をよくよくわかっている感じがして、演出かっこいいなー。

とにかく、なんつーか、、、いや、好きなんすよ、このアニメ。