思考の展開。

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

死の泉 (ハヤカワ文庫JA)
死の泉 (ハヤカワ文庫JA)

収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察
収容所群島(1) 1918-1956 文学的考察



まおゆうのあと、これとか読んでみると、凄く面白いと思うんだよなー。ランドリの記事が、まだ描けていないので、、、、っていつ書けるかわからんので、とりあえず僕の思考の流れをあげてみる。

中世を舞台にしたファンタジーでは、「中世」から「近世」を描くのが鉱脈なんだ。なんでか?といえば、そこが、英雄譚から、いまの現代の価値観に移り変わるところで、まだ「英雄が英雄らしく」という物語のダイナミズムが、かろうじて成立するからだ。


けれども、世界の歴史は、正しいことが正しい結果をもたらすとは限らない。この自然権の確立や西洋的近代自我の確立が、どこへ向かったのか?という部分は、これらの本を飛んでみてほしいと思う。平等という権利の確立が、個人の確立が、どういった帰結を現代にもたらしたのか?。人間って、なかなか難しい生き物だよ。