『AKB49〜恋愛禁止条例』 『1ミリ先の未来〜ドキュメントAKB48〜』 (岩井俊二制作総指揮 NHK)

AKB49〜恋愛禁止条例〜(1) (少年マガジンコミックス)

マガジンは毎週買うのだが、この作品は興味がなくてとんとよんでいなかったが、、、、ある時ふと読むと、、これもしかして凄い面白いんじゃないか?と思ってそれ以来読んでいます。きっかけは、新年のオフ会でAkiyamaさんが、めっちゃAKB48にはまっていて、熱く熱くその素晴らしさを語ってくれたことが大きいかなー。それと、その後、NHKで『1ミリ先の未来〜ドキュメントAKB48〜(岩井俊二制作総指揮)』というドキュメンタリー番組をやっていて、PVも岩井俊二さんが手がけているのを知って、ファンとしてはこれは見なければ!と思い立って見てみました。


でも、やっぱり最初に漫画で導入されていたのが大きいですね。それなりに雰囲気や関係性をつかんでいたので興味を持ったというのもある。そうでないと全く興味なかったと思いますし。。。。基本的に、ほんとーーーに子供のころから僕はリアルなアイドルには興味がなかった人で、、、いまでも、触れられない、直接話せないものを好きになってどうするんだ?という思いは強いです。アイドル(=偶像化)するような楽しみというか姿勢は、ほとんど物語の中で解消されてしまうので(笑)、この分野は僕には興味外だったんでしょう。でも、人間飽きというものはあるもので、ずっと胸は小さくて形がいい方がいい!といってみれば貧乳派だと信じていた自分が、あれもしかして巨乳もいいかも?と思うようになったりと、人間は変わっていくものです(笑)。特に自分がほとんど関係なかったものは、新鮮に見れるので、とても興味深い。


とはいえ、アイドル・・・うーん、、、たぶん10代くらいでしょう彼女たち?。基本的に、自分の年齢の少し下が僕は好みの範囲になるようで、いまでは10代だと、、、なんというか生身の十代とか見ると、子供っぽくてちょっと敬遠してしまいます(苦笑)。いやー好きになったりはまったりすれば別なんでしょうが、パッと見は、うーん子供すぎて、、、と思ってしまう。けれども、漫画を読んでいて思ったんですが、これをある種の「物語である」とか「ファンタジー」だと考えてみると、これってようは学園ものやスポーツものでもアイドルものでもなんでもいいのですが、そういうものとしてみると、あれ?不思議、そういう生臭さが消えて、虚心に見れる自分がいて、なかなか興味深い。


秋葉原に行けば会えるアイドル見たいなコンセプトだそうですが、これ、ようは『女の子的日常』『スターになっていく成長物語』という要素の舞台裏まで見せるようなある種の物語提示なっているんですよね。それも参加型で。ドキュメンタリーを見ると、ファンの数や総選挙で順位を決めたりと、ファンのコミットが相当ある仕組みになっているんですよね。これは、ファンとしても相当にやりがいがあるような気がします。アイドルマスターの育てゲーみたいな育成シュミレーションの要素もあるわけですよね。ああ、、、やっぱり「現代(=いま)」なんだなーとしみじみ思います。仕掛けや構造の在り方、それに本質にあるテーマなどがそっくりだもの。特に、ファンの側からも参加型のコミットが出来ると同時に、女の子たちにとっても自分もああなれるかも?と言ったなんというか、ある種の、ちょっと選抜が厳しい「学校的日常」の延長線上として芸能界があるわけで、自分もやってみたい!という人は多いだろうねー。昔(もう昔か!)『モーニング娘。』とかのオーディションにも似たようなのがあったけれども、こういうのって、面白いよなーと思う。だって、女の子がここにエントリーすれば、毎日がお祭り見たいだろうし、きっと人生楽しいと思うんだよね。ある種の体育会系の部活に入るようなものだもの。


なかなか面白いです。もし機会があれば公演とかにも一度くらいは行ってみたいなーと思う。。。。アイドルのコンサートかぁ、、考えてみれば人生で一度も言ったことがないかも。ああ、ジャニーズとかなら奥さんに付き合ってあるけど(笑)。コンサートはほとんど、洋楽ばかりのしか行かなかったからなー。ちなみに、僕が個人認識できているのは、この板野知美って子だけー。この美人だよねー。なんで認識できているかっていうと、奥さんとテレビ見ていたら、「このこかわいいよねー」と連発していたので、それ以来頭に残ったのです。一度認識するともともとメディア露出は多いんだろうから、気になってみちゃうんだよねー。大島?とかあっちゃんとか、有名どころの名前は知っているけど、、、うーむ、まだ区別がついていない。