TECH GIAN (テックジャイアン)読んでみました。

TECH GIAN (テックジャイアン) 2012年 6月号 [雑誌]

ジャイアニズムつながりで、テックジャイアンを読んでみました。・・・・世の中には、エロゲーがあふれているのですねー。ああ、こんな世界もあるのかー、としみじみ思います。日本って、いい国だなーーって(笑)。基本的にこういう裾野が広くあって、それをベースにマブラヴFateが登場してきたわけで、いろいろやってみたいなーとは思いますが、「追い続けるコスト」って大きすぎて、なかなかできないなーと思う。シナリオゲームは、そもそも時間がかかるからねー。LDさんやルイさんの、アニメに対するクンフーの積み方を見ていると、ああ、うらやましい、、、という憧憬がいつもあります。ジャンルに集中して、集中体験をしている人は、うらやましいなーといつも思います。エロゲーも、求道精神のようにこのジャンルを制覇している人がいたら、ぜひ知り合いたいなーと思いますが、周りには残念ながらいないんですよね、、、。


こと、ポルノと考えると、僕はこの形式好きだなーと思う。そもそも、僕は、子供のころからアイドルとかAVとかにあまり興味というか好きじゃなかったんですが、それって「物語消費」がしにくいからだと思うんですよね。もちろんアイドルとかには強烈に物語消費があるのですが、それにしても異世界ファンタジーとかの「ここではないどこか」の設定は難しい。また、内面深く描写していくことや、関係性の描写も難しい。アイドルは、どうしてもファンとアイドルという距離感が存在するしねー。もちろんいろいろなバラエティは揃えられているけど、僕は、アイドル文化は、全然興味がなかったなー。そういう意味では、エロゲーのシナリオで、じっくりと関係性や内面を描写されながら、ポルノであるという志向は、短絡的に描けば評視されるだけの陳腐なものになりやすいけれども、逆に言うと表現の幅はすごく広いんですよね最初から。考えてみると、僕の性的嗜好を思い出すに(恥ずかしい自己開陳だなー(苦笑))、あきらかに「二次元」か「目の前の現実」に限られていて、アイドルとかエロ本に興味が少なかったなー。エロゲーとか、高校とか中学時代に出会っていたら、はまっていた気がー(笑)。3次元の楽しさを知って、酸いも甘いもそれなりに知り尽くした30代に出会ってよかったー(笑)。たぶん、おもいっきり「物語消費」できるか、そうではなく、「自分のものとして触れる」というのが重要なポイントなんだろうなー、と思う。というか、「好きになった女の子を一つの物語」としてとらえると、もしくは、「その子と自分の関係性を一つの物語」と考えると?という、物語の継続性みたいのが主観でとらえられない行為に、あまり興味がないんだよなー。。。。。いやまぁ、同じ対象物への幻想投影なので、どれもこれも差異を見るのは、偶然にすぎない気もしますけれどもねー。


まぁ、どうでもいい御託は置いておいて、いやーとはいえ、これ嫁さんと子供の目にふれないためには、管理が重要ですね!(笑)


ちなみに、ジャイアニズムで記事を書かせてもらうにあたって、久しぶりに、雑誌を見ました。マンガの月刊、週刊誌以外で「雑誌」を読んだのは、、、、へたしたら10年とは言わないけど、何年かぶりかの気がします。そこで凄く思ったのは、雑誌の価値って非常に落ちているんだな、と思いました。というのは、僕は、相当数のマンガや小説の単行本を買いますが、場所が少ないのと管理しきれないことから、かなり頻繁に古本屋に売るか捨てるかしています。手元に置くのは、かなり厳選しているし、厳選せざるを得ません。そうすると、少なくとも、よほどの感情的に捨てきれないもの以外は、つまりは「情報」に関してはどんどん捨てる傾向にあります。日経新聞、フィナンシャルタイムズや情報誌なんか、読んだその場で捨てていきます。雑誌もほとんど同じです。『残す』というスペースを実際に確保することは、いまや情報にすぎないものでは、ほとんどありません。そして、『使い捨てるための情報』であれば、紙媒体である必然性は全くなく、いまや電子化された情報だけ検索で読んでけば、それで事足ります。また昔のように、ある特定ジャンルの情報に飢えていた「同好の士が集まる、情報交換する機能」はすでに、ネットで充分代替できます。なんかこの辺の自分の生活スタイルの中に、現代を見通すポイントがある気がするなー、。。。