ハトプリこつこつと子供と見ています

ハートキャッチプリキュア!【4】 [DVD]


LDさんに言われたとおり、いつきって、すげーかわいいなー。こっこんなかわいかっただなんて・・・・。キュアサンシャイン。最高です。覚悟がある人は、素晴らしいですよね。『化物語神原駿河、『まおゆう』の女騎士、そして『ハートキャッチプリキュア』のキュアサンシャイン、、、LDさんの好みは、はっきりしていますね。基本僕の好みともかぶるので、ぐっときます。みんな、ある決断があって、それに対して殉じる覚悟が既に定まっているキャラクターですよね。いつきも、道場を継ぐ、という覚悟が先にあって、それにコミットしている。「既に決めたこと」に対して揺らがない。今回の話は、それが「義務」としてではなく「好きだから」やっていたという原点に戻る話で、そこがあれば、がんばっても、それと違う等身大の「かわいいものが好き」という自分も認められる、、、うーん、等身大でいい話だ。子供向けの物語というのはある種、様式美のようなものがあって、物凄く演出が安定している気がする。上手いなぁ、と思う。そして、そうか・・・キュアムーンライトって、「前の」プリキュアだったんだね。へー。やっぱり1年間の長期モノは、最初から見ていないと全然面白さが分からないね。


スイプリも見ているけど、、、このへんの魔法少女モノ?になるのかな、このカテゴリーってのは、ほんとうに素直でストレートだなーと思う。子供にとって、確かにこれはとてもいい物語だと思う。素直に友達が大切とか、世界を守ろう!とか思うもの。大人になると、そんなシンプルに思えなくなるんだよね。一周回って、やることも思うことも同じなんだけど、変にすれてしまう。本当は、大人こそがこういう物語を見て素直に感情移入するべきものなのかもしれないが、それはまぁ無理だろうなぁとも思う。そもそも、ストレートでない変化球の世界に大人は生きているから。それに、大人になって、よほどの理由でもない限り、この世界観からわざわざ「大人が感じるべきこと」を抽出しようとするのは、それはそれで遠回り過ぎて、そんな暇あれば仕事しろよ、とか思ってしまうしなぁ(苦笑)。・・・・でも「だから」こそ、子供と一緒に、子供という感情移入先を横に置きながら、「もう一度見直すこと」にはとても価値があるのかもしれない。「一周回って見る」ことの意味や物語の効果、というのは、あるんだろうと思う。長く生きていると、「回っていく」ということが実感できるように思えます。