古いからと言って色あせるとは限らないのが名作なんだよねー。

小公女(プリンセス)セーラ(1) [DVD]

最近、家族総出で風邪気味のペトロニウスです。ということで、早く帰宅してずっと子供の面倒見て、夜寝せて、、、最近は、僕が適当に作った物語を、子供に話すのが日課です・・・うう、なんと余裕のある日々なんだ、、、。シゴトが回っているっていいなー、、、人間らしい生活じゃー(涙)。ちなみに、ふと思い出して、相田裕さんの『ガンスリンガーガール』に出てきた『パスタ王子とピッツァ姫』をテキトーにアレンジしながらしゃべっていたんですが、パスタ王子とスプーン君が友達になった時点から(このへんはもう僕のテキトーな創作です)。、かなり盛り上がってきて、子供たち興味しんしんです。今日の夜は、パスタ王子はドラゴンと壮絶な戦いをする予定です。・・・子供に物語をしゃべるのって、最高に面白いね。。。。。

閑話休題

ちなみに毎週日曜日?だよな、いま、子供と再放送を録画して、見てる。先々週に『アルプスの少女ハイジ』が終わりました。その前は『未来少年コナン』でした。子供たちと一緒に見返しているんですが、この頃のアニメというか、宮崎駿作品は、ものすげぇなぁーと思います。超面白い。絵のレベルなんか、もちろん現在の繊細でリアリティのあるものに比べると、ずっと低いにもかかわらず、、、しかも同時代性がまったくないにもかかわらず、普通に見る深夜アニメの何倍も何十倍も面白い。しかも、何回も見た後で、且つ僕のように30を超えた親父が見ても、面白さが全然損なわれないというところが、これが、時代を超えた傑作であるというのが分かります。『アルプスの少女ハイジ』は、これが再放送している時期に(2010年後半から2011年度前半)ちょうどスイスやドイツに出張で行く機会があって、何度も言うけど画面がそれほど緻密に書き込まれているわけでもないのに、ヨーロッパのこれらの風景とめちゃくちゃ似ている・・・つまりは本質をとらえているんだろうと思うけど、ことがわかってちょっと感動しました。ハイジがドイツからスイスに向かう列車も、ほぼ同じ路線だとも思われるものに乗っていたので、その感覚のそっくりなことに、、、いやー感心しました。ご飯なんかチーズとパンと干し肉ぐらいしかないのに、そのおいしそうなこと、信じられないほど。この時代の宮崎アニメのレベルの高さに衝撃を受けます。ちなみに、同時代性が入っている昨今の作品は、たぶんそのほとんどが時期を過ぎたら、ほとんど見る価値を失ってしまうものが多いと思います。それはそれでありなんだとは思いますが、、、、それでいいのかな?という気もしますねー。もちろん、ファミリー層や子供を相手にしていた過去のマーケットサイズと、今のコアな層を狙い撃ちした作りでは、目的がまったく違っているので、仕方がないとは思いますが・・・。


さてさて、この時間枠に、先週から『小公女セーラ』がはじまりました。考えてみれば、世界名作劇場ってのは、素晴らしい枠でしたねー。名作ぞろい。ハウス食品さんは、思い出の企業ですねー。もっとカレー食べなきゃ。毎週、ビデオにとって子供たちと見ていますが・・・いや、この頃の話って、おもしろいよなー。凄い引き込まれる。毎週淡々と見るのが楽しい今日この頃です。特にこの『小公女セーラ』は、素晴らしい傑作ですもんねー。なんというか、物語類型の基本中の基本、、、、自分の思い描いた幻想(妄想)が現実化する、という意味では、自分は橋の下に捨てられた子供じゃないか?幻想レベルのスタンダードです。なんちゅーか『おしん』とかそういうレベルのベーシックさだな。

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