ミリアかぁ、、、話が、進みすぎるんだよなぁ、まぁ脚本としては、正しいのだけれども、それを埋めることができていないんだよなぁ。演出の能力のなさなんだろうけど、もう少しブレイクすると、キャラクターに興味がないんだろうなーとおもう。その人格に。主人公とか主要人物の心の動きが、置いてきぼりになりすぎているもの。
流れて聞い、アウグスタとファムが、思想上共感するというのは、わかるんだよ。
ヴァサントがアウグスタを利用する姿を見ると、権力機構を利用するのってこういうことなんだな、としみじみする。王や皇帝というシンボルを利用して、こういう風に権力って作られるもんで、幼い皇帝とか権力がない王を騙る人は、誰でもダメなんだなーとおもう。
特に、これって最もダメな政策というか行動なんだよね。一つは、皆殺しにされたルサンチマンを抱えた部族がより集まれば、徹底的な内部分裂と憎しみあいになるし、なんといっても、統合後や世界平和のビジョンが全然ないままに、長期の殺し合いと秩序の喪失を生むしかないんだよ、間違いなく。考えてみればわかるけど、こういうルサンチマンと恨みで動くことって、次の時代の秩序について考えない、ということでもあるんだよ。それだったら、独裁者のルスキニアのほうが、まぁ新自由主義とかネオリベラリズムなんだけどね、それって(苦笑)でも、圧倒的な武力で、統合を作り出してしまおうという力技という答えに対しては、最低の行動なんだよね。。。。
にしても、いくみさんがいっていたけど、優しい専制君主が突きつけられる矛盾、というのは、アニメではいいテーマなんだよね。すぐに出る答えだし。けどなぁ、、、、。
結局は、この世界の生産力と、、、様は居住可能な土地と人口の問題なんだよ、マクロ的には。少なくとも、パレスチナのように、土地に関する宗教的な物語になっていなければ、、。
それにしても、この国の警備のざるさは話にならんな、、、、。こんな簡単に要人を暗殺できてどうするよ、、、。