『ホワイトアルバム2』 3つのステージを貫く舞台構成が斬新

本日、7/5の金曜日の夜に、海燕さんらとホワイトアルバム2のラジオをする予定です。まだ本決まりではないですが、とりあえず。告知を。たぶん僕が帰宅するのが11時頃なので、スタートは、そのへんになると思います。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv144012413

おわりました。敷居さん、レスター伯さん、海燕さん、ありがとうございました。


この作品を読み解くにあたって、前回の俺妹の記事とラジオが下敷きになっていて、あの時黒猫が、


1)なぜラスボスまなみにかてたのか?

ということと、

2)将来的には、黒猫と京介がやっぱり結ばれるよね?


という、黒猫エンドを疑わない僕の意志によって作り上げた妄想を考えた時に、あっこの「前提」を考えると、これってホワイトアルバム2ですよね、という意見をたくさんの、近しい人に頂いたのが、このゲームをやってみるきっかけになりました。


この前提には、ラスボスまなみさんに勝てたのは、黒猫が、同じくらいメタの視点を持っていたというのもあるんですが、それでも、絡新婦まなみに比べれば格下です。それが、なぜ彼女を駆逐出来たかというと、この物語の本筋が「キリノに友達ができる話」であるというベースを踏まえ、黒猫だけが、友達としてキリノを、キリノがほんとうにしたいことをどうすれば達成できるのか?という視点で見ており、その視点を包含したうえで、自分の未来の自分の欲望というか夢を構築しているところに、彼女の勝機があった、というお話でした。


ここには、友達囲い人か?という問いの選択肢の一つの展開が示されている、という話。


もう一つは、将来的に、この流れだと、黒猫と結ばれる可能性が一番高いよね?という話をしていた時に、『ココロコネクト』の伊織の話を思い出して、ステージが変わると、価値観やモノの見方ってすごく変わってしまう。特に、高校、大学、社会人の3つのステージの変化は、激甚なものがあって、黒猫のあえて、いま(=高校時代)に京介と別れるというメタ戦略的な視点から、桐乃の持っている主人公格のメインヒロインとしてのドラマトゥルギーの展開を、長期の視点では封じてしまうということができた・・・・


これは、恋愛を考える時に、ステージの違いをメタ的に見ることが・・・・


という話をしました。また、細かい話は、記事を書く暇があれば。。。。あるかな、、、、???


ちなみに、この構造は、まさに、ホワイトアルバム2の構造と、まったく同じですよね!というお話でした。


WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)