『神様のゲーム−監禁された６人の男女』　作者クロ極端に相反する属性を書分けられるのって凄いっ！と感動しちゃった。

神様のゲーム−監禁された６人の男女−作者：クロ
http://novel18.syosetu.com/n1153cl/

appでノクターンの小説がとりこむ方法がわかって、最近こつこつ読んでいたんだけど、これがめっちゃくちゃ面白かったんで、おすすめです。でも、ほとんど全編エロ小説なので、そういうのがダメっていう人には、おすすめできないですが、エロの部分以外も凄く面白いので、というか、、そもそも物語の水準が高くないと僕はエロに強度を感じない人のようなので、僕が好きというのはどれもたいていドラマ性が溢れていると思います。

ちなみに、ゲーム化するようですね、同じノクターンの下の作品もゲーム化されているようなので、これってノクターンでうんまくいくと、そうなるって流れなのかな？。なろうで、商業化されるみたいに。

ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない　作者：裏路地
http://novel18.syosetu.com/n3271bm/

でも、ゾンビもそうだけど途中で区切って、人気が出たら次というのは、どうなんだろうなぁ。商業的にそれで儲かるのか、よくわからないし。消費者としても、生殺しでヤな感じはするけどなぁ。ただ脚本がある程度完成しているというのは、作り手にとってすごい価値があるし、買う人数も予測がつくというのはスゴイメリットだけどね、供給者側に。

おっと話がずれました。

この話のね、何が良かったかというとですね、、、、大枠は、映画の『CUBE』みたいな話だと思ってくれればいいんです。

閉じ込められた人々の脱出サバイバル。ただしこの場合、男性が一人で、その他の女性とHしなきゃ生き残れないポイント制（笑）。

【あらすじ】桐山一馬は、従兄妹の桐山心と出かけるところだった、玄関の扉をあけたら――見知らぬ部屋にいた。探索するも出口は見当たらない、やがて６名の男女が集まった。そこへ神様（自称）の声が響き渡る。神様は暇つぶしのゲームをさせるために、６人を拉致監禁するという。ゲームを強要された６人はゲームの内容をみて息を呑むことになる。

僕はねぇ、いつも思うんですが、こういうHな小説とか漫画とかを見ると、人の属性がはっきり分かれているなぁーと思うんですよ。ロリ好きとか熟女好きとか。あまりミックスってないもんじゃないですか。ロリって言葉ぼくはあんまり好きじゃないので、年下好きか年上好きか、とわけてもいいんですが、両方好き！というのはあまり見ない。まぁ、もちろん嗜好がはっきりしている受け手に出すわけなんで、ある程度絞るのは当然のことかもしれないんですが、それ以前に書分けれないんじゃないかなとも思うんですよ。というか、やっぱり年上の女の人に包まれるていうのと、年下の女の子への庇護欲をそそるって、全く違う感情なわけじゃないですか。両方丁寧に感情の起伏を描けるって、なかなかできないと思うんですよねー。僕は、この作者うまいなーって思いました。百合子さん人妻３０歳と、主人公にいとこなのでお兄ちゃんと呼ばれている心ちゃん１７歳とか、よく書分けられるようなーと思うし、同じ物語の中に、両方の魅力を凝縮してかけるのはうまいなーって思いました。僕は物語がないＨな話ってダメな系統の人なので、感情がのらないとこういうのって、なんか端的な動物のような感じがしてみるのつらくなっちゃうんですよねー。なので、結局、こういうＨな話でも（ノクターンだし）評価って、物語性とか関係性とかになるんだよね。特に、中学生も小学生も出てくるわで（笑）あーこの人ロリ属性というか年下属性なんだなーって、思っていたんですよ。そこへ、年上の百合子さんのあの包まれる回を読んで、、、これわっ！！って、感心したんですよねー。ギャップってやはりすごい威力がありますよね。まさか、このロリ祭りみたいな話で、こんな年上属性のお姉さまに許されるような愛のお話見るとは！！って、衝撃を受けたんだよねー。

そういえば、リゼロも絶対年下だと思っていたら、年上だったというのもあれもよかったなー。それがわかって読みなおすと、あれってそういう意味だったのかーというものがたくさんあって、こういうのはいいよなー。やっぱりギャップいいよね。それに、多様な属性というか心理を書分けられるとってことは、人間を描けるってことだもんね。