いのまたむつみさんから振り返る絵柄の変化

この記事は3月に書いているんだけど、三寒四温が凄すぎて、寒くなったり暑くなったり。鳥山明さん、TARAKOさん、いのまたむつみさんと、訃報をよく聞いて、ちょっと凹みます。

僕は小学生の頃に、バスタード大好きだったんですが、美の女神イーノ・マータって、センスある名前で、北欧神話とか色々なよくある名前のルーツのどこでも聞いたことない響きで、センスいいなーどこからきたんだろうと思っていたんですが・・・・まさか「いのまた」だったんですね。。。。40年近くわかっていなくて、今更ながらに衝撃でした。

わかったのが、亡くなってからなんて。。。

Twitterでクリエイターの人々がショックを受けているのを見ていると、いのまたむつみさんの与えた1980年代のショックがわかって、そんな凄い人だったんだって、衝撃です。自分自身が、『風の大陸』や『宇宙皇子』で育った小、中学世代で、、、、とにかく繰り返し読んだし、絵が素晴らしくて。渦中に生きていると、そんな絵柄の大革命があったなんて、全く知りませんでした。が、説明されると、「そこ」を境に全てが変わっているのが実感でわかるので、物凄い新歓です。鳥山明さんの話もそうですが、亡くなったきっかけで再評価というか、業績の再整理をされると気づくなんてのは、それはそれで大事なんですが、とても残念。

風の大陸 第一部 邂逅編 (富士見ファンタジア文庫)