ネオリベラリズムの内面化

ネオリベラリズムの内面化〜弱者が選択した、生き残る手段としてのネオリベラリズムの内面化の進行

まず前政治的な領域に目を向けると、自己啓発によって自己実現を図るというその志向自体が、自己責任のもとでの自助を目指すという、ネオリベラリズムの基本的な考え方に沿ったものだった。いかにして成績を上げ、受験にパスし、面接を突破し、仕事でよい評…

「新世界系」とはなにか?『まどマギ』から『86』『ファイアパンチ』まで、一時代を席巻した過酷な物語を整理し切る!

2019年に刊行した物語の物語7巻の9章:「新世界系の登場-新たな竜退治に」のその先です。遂にここまで来ました。約5年かかりましたね。すみません、人生に忙殺されてて、電子書籍化が遅れています。いつかは必ず出します。www.youtube.com 新世界系のまとめ…

マーケティングではなく、内面を掘り下げないとダメってお話。

www.youtube.com 「宋世羅の羅針盤ちゃんねる」が面白くて、最近ずっと聴きまくっています。これって、たしかずんずんさんに紹介してもらった奴ですね。どういう文脈だったか忘れてしまいましたが。 マーケティングとか、外部との比較の話をしても、自分の人…

『なぜ働いていると本が読めなくなるか』 三宅香帆 一貫性のある問いを持ち続けることができる魅力

評価:★★★★★星5.0 (僕的主観:★★★★★星5.0つ) 一貫性のある問いを持ち続けることができる魅力書評家、三宅香帆さんは、世の中に登場したかなり初期からの推しなんですよね。京都天狼院書店の店長でしたよね。僕が最初に読んだこの方の本は、『人生を狂わす…