中沢新一の岡本太郎に関する講演「日本のアヴァンギャルドとは何か」


東京都現代美術館中沢新一先生の岡本太郎さんに関する講演「日本のアヴァンギャルドとは何か」が20日にあったそうだ。行きたいと思っていたが、なかなか自由になる時間が取れず。大人になったら、あれもこれもできる、と思っていたものだが、大人になったらなったでその分制約も大きくなるものだ。

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現在同館に展示されているの岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』は、そうえいば汐留の日本テレビ前に一時期公開されていた。よく通る通り道で、毎日眺めていた。これが1968年にメキシコで描かれ、長い間行方不明になっていたのは、なかなかにもったいないとおもったものだ。

それが、2003年に奇跡的にメキシコ郊外の資材置き場で発見されたっていうのだから、なかなかドラマを感じますねぇ。逆に言うと、それまで全く価値を無視されていたものが、ある時間を経て、価値を再発見されているということでもあるんだろうと思う。東京都現代美術館で公開期間は6月29日まで延長が決まっているのだが、なかなか土日にいま、外に出ていくのは至難な技なので、見れないのだろうなーと少し残念に思います。