『水滸伝』 18巻 北方謙三著 楊令登場!

水滸伝 (18) (集英社文庫 (き3-61))

楊令、登場!。

まさに、登場としか言いようがない。


巻の最初から出ているのだが、最終巻の一つまえになって、「ついに!」という感じだ。

この北方水滸伝の凄さは、この「次」があることだ。

良い物語は、長く続きがあるものなのだ。

いま19巻の真ん中。

いい物語だ。今年の夏は、夏バテで、かなり集中力ややる気を欠く日々だったんだが、その苦しい数か月を、支えてくれた本だ。

何がなくとも、本があれば、僕は生きていける。逃げ道があるというのは、本当に幸せなことだ。

楊令伝 一