『ダンサーの純情』 監督：パク・ヨンフン ムン・グニョン主演

客観評価：★★★☆星３つ半
（僕的主観：★★★★★星５つ）
（主演女優に個人的好みで星５つ！（笑））

『舞女純情（邦題：ダンサーの純情）』2005年韓国公開（日本未公開）

出張中に、文根英（ムン・グニョン／Moon Geun-Young）が、あまりにかわいいので購入（笑）。

ハングル語は分からないが、英語字幕で見る。たぶん日本公開もしくはDVDで出ると思うが（とかいたのは２００５年。これ再掲です。）、単純で、主演女優がめちゃかわいくて、主演俳優もなかなかかっこよく、一晩の楽しみとしては、なかなかであった。実は、『秋の童話』 で主人公の女優よりも、子供時代の子役の方がいいと僕は思っていて、、、ホラーが大嫌いな僕をそれでも『箪笥』 を見るに踏み切らせたのは、表紙の女優に惹かれてだった。自分自身意識していなかったが、この3人は、同じ人物だというのが昨日作品を見ている最中に分かった（笑）。だから今回は、110分彼女満喫できて、最高でした。

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＜ストーリー＞
ナ・ヨンセは、韓国で将来を嘱望されるトップダンサーであった。が、ある大会で卑劣な手により足を怪我させられてしまい、2年間失意のどん底で、自堕落な生活を送っていた。あるとき、夢を諦めていたヨンセに先輩のマ・サンドゥが、中国延安の朝鮮自治州で何度も優勝経験のある女性とパートナーを組んで、3ヵ月後の選手権出でろ、と、無理やり写真をおいていく。が、気乗りしないヨンセは、写真を見ないまま、月日がたち、先輩は強引に彼女を中国から韓国に呼んでしまう。しぶしぶながらも、港に迎えに出かけたヨンセがであったのは、チャン・チェリン（ムン・グニョン）だった。

乗りかかった船ということで、そのまま役所に連れて行き、彼女といきなり結婚してしまう（笑）。

しかし、家に帰ってみると、実は姉の身代わりになって出てきた妹で、ダンスはドシロウトということが分かってしまう。が、もう入籍したあとなので（笑）後の祭り。そのうちに、ヨンセがほだされて彼女にダンスを教え始める・・・という設定。

あまり背景説明がなかったのだが、たぶん、これって貧乏な土地から女の子を買ってくる人身売買が背景にあるんだろうと思う。その一貫として先輩のマ・サンドゥが、この少女を買った、ということなのだろう。あとでチェリン偽装がばれた時、「いくらかかったと思っている」といきなり殴り倒し、彼女をクラブに売り飛ばしているからもそう想像する。そんな彼女が、長期滞在するには、偽装結婚をするしかなかったというのが、ストーリーの背後にあるんだと思う。・・・・そう思うと、実は深刻な背景（笑）なんだなぁ。

とはいえ、コメディなので、その部分は全然表に出てこないですがね。むしろ、アメリカの市民権を得るための偽装結婚を描いた『グリーンカード』みたなものかな？。