『傾物語』 西尾維新著 えっ・・・そこまで、話がぶっとぶの!!!???ってくらい想定したものと違うのに、本質は、損なわれないんだもなー凄いよこの作品(苦笑)

傾物語 (講談社BOX)


読んでいくうちに、なんというか、えっ、、、どこまで行くの???ってくらい、わけのわからないところに話が向かっていって、めちゃめちゃ戸惑った。けど、読み終わって、あーーこれ、最初の最初から「この流れとオチ」を想定しているんだなーと感じて、なんちゅーか、もう脱帽ですよ(苦笑)。タイトルが最初から決まっているから、狙って作っているんだろうな・・・いやーすげぇよ。



いやーすごかった。軽く、世界とか滅びてるし(笑)。



これ以上は、ネタバレもったいないので、押さえますが。これって、僕がずっとハーレムメイカー問題で言ってきた、「唯一性」の話だよね。「その人がその人である理由」。いやーやっぱ、自分で考察積み重ねて、地道に考え続けているだけあって、もう本当に良く話が理解できる。「自分で一歩一歩積み重ねて考えていく」って本当に大事だなーと思う。物語が、世界が、よくわかるもの。



ちなみに、最近だとウィルスミス主演の『アイ・アム・レジェンド』とか見ておくと、より一層リアルに感じられると思います(笑)。


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