貴志佑介

凄いいい出来です。

今季のアニメーションは、なんか凄い出来のものが多い気がする。『新世界より』は、小説のレベルが高すぎて、大丈夫かいな?と思っていたが、おおっ、びっくり。これ、漫画もすっごくレベル高いし、、、幸せなというか、クオリティの高いメディアミックスだ…

『新世界より』 貴志佑介著 典型的な管理社会ものを骨太の物語として描く(3)

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) それにしても、スクイーラと奇狼丸のカッコよさはなかった。 呪力・・・・超能力を持った人間が持っていない人間との差別と戦争を起こし、そして世界は滅び、異なる文明のフェイズにはいっていくというプロセスは、…

『新世界より』 貴志佑介著 典型的な管理社会ものを骨太の物語として描く(2)

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 読了。重厚な物語だった。典型的とか、古典的とか、骨太とかそういう言葉が読んでいて何度も浮かびました。というのは、古き良き時代のSFを感じさせられたからで、逆をいうとそれなりにSF作品のパターンを知っ…

『新世界より』 貴志佑介著 典型的な管理社会ものを骨太の物語として描く(1)

典型的な管理社会もの。エスパーの話があるので、竹宮恵子さんの『地球へ』を思い出す。管理社会ものとしては、栗本薫さんの『レダ』や、ハクスリーの『すばらしい新世界』、オーウェル『1984』などを思い出す。いま中巻まで読み終わったが、たぶんSF的に…