これは、読んでみたいかも、、、。

ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書)
ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書)

朽木倒 2011/02/08 19:47


http://www.amazon.co.jp/dp/4121020685
ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか 著:武田 善憲

これ面白いですよ。プーチンからメドヴェージェフに引き継いだものが何かという話です。

この本の内容が本当なら、ロシアは2020年まで上手く行き、その後不況1回を挟みながら大統領2人分を歪まずにこなせれば、2050年あたりに西側諸国をぶっちぎって近代的な国家になるかもしれません。成立から成熟の過程で、誰かを騙すとダメなんですね。本当の事を指導者が国民に説明できなくなるので。

ついでに国境線の策定や、民族の単一化による国家の安定性強化を、政治に絡まないロシア正教と、北方四島と影響国位でかなり穏便に済ませようとしてるのが見えてきました。中国の危険性と、意外と逆なんですね、この国は。

決定までは国家の方針を数人単位の秘密にするが事後には強力な説明能力を持ち、嘘をつかず、国民に信頼され、ルールと法律に従って行動する強力な指導者は、独裁者以外の何か別な単語を発明するべきですね。


僕とペトロニウスさんはこの手の話は絶対に噛み合いませんが、ロシアは多分その中間で、唯一の現実解で、これこそ理想の指導と真逆の内容で言い合いになりそうです(笑)ただ一度絡まった国はリセットしないとここに行けません。


ふーむ、朽木さんの紹介。これは興味深い。これからの世界は、新興国の経済成長が重要で、その時には、中国、ロシア、ブラジル、インド、、、この順でマーケットとしては重要度だと僕は思っている。まぁあと、資源国として中東諸国だよね。そういう意味では、特に、中国とロシアの動向は、その内的構造も含めて、気になるんだよなー。この2国の動向が読めれば、自力で経済成長と世界経済を支える屋台骨の部分を、予測することができるからです。