『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち』 

映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜DVD通常版

友人宅で子供を遊ばせている時に流していたのですが、思わず見入ってしまいました。この辺のドラえもんの大長編の映画は、神がかっていますねー。超おもしろかったです。ドラえもんは、日本に生まれてよかったぜ!!!的なコンテンツですねー。


まぁ、、、なんというか、一つは、リリルがエロいっていうか、、、、(←子供向けにそういうこと言うなっ!(笑))


なんか、前のヴァーションの映画や声優に比べると、全般的に人間関係が等身大になっている感じがするので、逆に、その等身大さが「大人の上から眺める視点」を失って、そういう風に見えるのかなーと思う。しずかちゃんやのびママにしても同じだもの(笑)。


いやーまぁとにかく感動しました。よくよく考えてみれば、しずかちゃんの考えた方法って、種族そのものを絶滅させる!!とかどこまでマクロのすさまじい設定だよっ!とか、、、倫理的に、ほんとうにそれはありえるのか!(それはやってはいけない思考では!)とかいろいろ物凄い突っ込みたいところがあるのだが、そういうのを含めても、やっぱうまいよなー。なんか、そういう倫理的卑怯さを感じないなんだよなーなんでだろう、、、、。大人になって、子供時代の名作を見直したり、作り直されていると現代的に解釈がアレンジされていたりするその「違和感」でいろいろなものが見えて楽しいです。これは、きっと「子供向けである」というところにいろいろなポイントがあるんで、単純に、大人の視点から倫理的動向とか批判が機能しないような気もするしな、、、、。さいきん、プリキュアを見ていて、心底思うよ。理屈や設定があっていればいいわけじゃないんだ、子供向けは、ってつくづく思うもの。