2022年7月10日の第26回参議院議員選挙 - 赤松健さんの選挙戦感想

選挙戦が終わって、少し日が過ぎて、なんとか落ち着いてきた気がする。安倍元総理の記事でも書いたけれども、自分の体験を少しでも日記的に残しておくと、後で過去を振り返るときに、とてもうまく再構成できるので、コツコツ書いている。ブログ自体はオワコン(笑)なので、意味はないかもしれないが、まぁ自分のためのクンフーだし。Twitterは、楽しいんだけれど、自分が書いたものも見たものも散逸してしまって後でワンセットで見直せないんですよね。余裕があるときというか、ちょっと大変でも残しておきたくて。多分数年もして見直したら、記憶がよみがえりやすいと思うので。ちなみに選挙中で一番印象に残っているのは上の写真(笑)。

目標は、当初100万票でしたが、選挙途中でかなり厳しいということがわかり、なんとか当選しようと危機感を募らせた感じでした。最終的には、53万票。自民党比例で1位。もともと、山田太郎議員の54万票が念頭にあったわけですから、ほぼ同じ戦闘力を獲得したわけで、大勝利だったといっていいと思います。

Youtubeとかで政策を訴えてくれるので、いろいろなことがとても勉強になりました。一言でいうと、推しがいる選挙は、気持ちが乱高下する故にしんどい代わりに、候補者のスリルの追体験ができるので、めちゃくちゃ楽しかった!。久々に、自分が大事だと思っているイシューを体現してくれる議員の登場に、とてもうれしくなります。それだけでなく、マンガ図書館Zなど、仕組みを変えてくれる実力を持っている方が、国政に参加されるのは、とても楽しみです。


表現の自由についてなどなど感じたこと

いろいろ追っているといろんな情報がつながってきますよね。

一つには、表現の自由関連で73万票くらいあること。

しかしながら固い組織票ではないので、候補者に分散して投票はさせずらいこと(いいかえれば、一番知名度がある人がすべて取ってしまいやすい)。だから、くりしたさんなど、表現の自由を掲げた候補は、落選が相次いでいた。これが自民党を選好したせいで、野党が嫌われたとか、そういう可能性もあるので、何とも言えないけれども、その辺は誤差範囲かな。あまりに票数に差があるので。

また50万票ほどの票のうち、たぶん固く動く票と、危機感もって動く浮動票とに分割されそうなこと。聞いた感じによると、山田太郎議員と赤松健議員の支持者の重なりは大分3割くらい?(ほんとかわからん噂だけど)でそれほど重なりがないと考えると、確かに潜在的には、70-100万票ぐらいの表現の自由等々の関連にイシューを持つ投票者がいるというのは、事実かもしれない。

トヨタの労組が20万くらい、郵便関連の候補を10万票近く差をつけているところなど、50-100万票オーダーでの特定事項に関する圧力団体、政治グループとしては、巨大だと思う。同時に、固く組織票になるというわけではないので、今後の組織化や戦術などは、いろいろ考えることはありそう。でも山田太郎赤松健らは実行能力を持った特定イシューに強いローンウルフ型の議員なので、これが組織化に向くか、必要あるか、出来るか、などなどいろいろ課題はある。オタク平和党(笑)を立ち上げて、日本を表から支配するのだ、わハハハハハ!みたいなのは、難しそうだけど、まぁこれだけの支持層があれば、あながちおかしなことではない。多分都市層に強い政治グループだと思う。データでも出てるしね。表現の自由のような、リベラル色が強いライフスタイルを持つ人が支持するのは間違いないから。


■思い出

これだけオタク色をストレートに打ち出して、それでも、支持層をがっちり53万票獲得できるのだから、それはそれでなかなか大したものだと思う。というのは、僕は表現の、、、、この辺の支持層は、

萌え VS サムライ

と呼んでいるんだけど、いわゆる「萌え」的な絵柄が、生理的に許せなく嫌いという層も、多くいるように感じている。そういう層に対するポリコレ的な配慮無視して、票ががっちり取れるというのは、ここにかなり固い層があるという証左だと思う。戦術的にも、マンガ家であることの強みを生かすならこの戦術を十全に展開できないと厳しいしね。


まさか、ラブひなネギまの新作の絵を見れるとは思いもよらなかった。すげぇうれしいよ、ファンとしては。

■宣伝カー


■その他いろいろ

www.youtube.com