TURN 6 『太平洋 奇襲 作戦』 〜つくるモノとつくられるもの、守るものと守られるものの葛藤のドラマツゥルギー2

やっと、感情移入と整理が追いついてきている。今は時間がほとんどないため、じっくり考察している暇はないが、それでも素晴らしい作品なので、追ってリアルタイムを感じたいので、無理をしてでも書く。えっと、思想上の対立で、体制内改革(ユフィ&その後継者ナナリー)と革命(ルルーシュ)という対立軸を一つ見つけたので、ここを起点に世界に入ってみる。ちなみに、この作品は乱雑なほど、軸がたくさんあるので、一つ一つ吟味してつながりを見ていかないと、わけがわからなくなる。それでも楽しいが、それではサビシイ。

これ、ルルーシュにとっては、存在価値、存在の否定なんだよね。「やり直せるはずです、人は。(byナナリー)」といっているが、これは苦しいです。だって、死刑宣告だもの。それも存在の。もうやり直せないんですよ。だって、ナナリーが根拠で生きていたのに、そこのキングスベンをナナリーの意志の自立ということで、もう生きている意味が失われている。カレンも、ちゃんと・・・この子脇役キャラっぽい感じがするのに、凄い深みのある存在感だよなー、、、、この子もちゃんと、ゼロがいない世界を体感し始めている。

ここに来て、物語は、ルルーシュを必要としない流れになっているんだよね。いや、ゼロも、ルルーシュも別にいなくなるわけでも、戦わないわけでもないが、、、これまでは彼の一人の意思と存在感(スザクはい置いておく)で、物語の、世界のイベントを動かしていたんだよね。ところが、ナナリーの自立で、その中心軸足る価値が完全に喪失してしまった。

これは、物語的にも怖いことで、凄く先が見えなくなる。ようは二元論とか、主人公の視点で世界を見るように、主人公の目的と動機が失われているということだから。ここから、いったい脚本は、どう進むのだろう?。主人公足るルルーシュにいったいどんな目的を抱かせるのだろうか?