フィリピンは雨季でした。

先ほど、フィリピンのマニラから帰国してきました。普段は、通路側の席に座るのですが、ガラガラだったのとプラスマジック2で映画がほとんどみたいものがなかったので、久しぶりに窓側に移動して、雲海を眺めてボーっとしていました。飛行機に乗る前に、ニノイ・アキノ空港(Ninoy Aquino International Airport)のJALのラウンジで、サン・ミゲルと赤ワインをガンガン飲んでいたので、半分ボーっとしながらだったんですが、なんだか見ているだけで感動してきて、、、、対空の問題なんですが、雲も近いものは早く動いて、遠いものはゆっくりに見えたりするじゃないですが・・・あのリアル感が目に迫ってくるようで、、、飛行機を操縦していたことを思い出したり、ラピュタは本当にあったんだ!(と小学生のころ見た感動が思い出されたり)とか、『とある飛空士への追憶』とか、サン・テグジュペリとか坂井三郎とか、、、K-maxさんのこととか、、、いろいろ頭ん中でぐちゃぐちゃトリップした感じになって、なんか、とても気持ちが良かった。こんなに飛行機乗りまくっているのに、チケットとる代理店の人にお願いして、通路側オンリーの予約を繰り返していたので、もう何年も窓を眺めたことがなかった気がする。なんか、人間の手が届かない世界という感じがして、やっぱり素晴らしいな、、と思いました。ちなみに、やっぱり飛行機の時間は紙幅。行きは本一冊と映画一つを見れたし。こんなぜいたくなプライヴェート時間は、日常ではありえないよ。


ちなみに、なるべく行った各地で名物の上手いものとゲテモノと、酒はすべて飲もうと志しており、まずはとにかく定番のビールとして、サン・ミゲルをとりあえず全種類くらいは制覇。ラプラプというセブ島の英雄の名前からとったというフィリピンの魚の王様といわれるこれを、刺身にで。白身の魚で、南国の魚らしい容貌で、どうにも刺身ではうまくなさそうなんだが、、、まぁ悪くはなかった。ただ、、、まー基本的に、それなりにいろいろチャレンジしたが、ぜんぜんおいしいものには当たらなかった・・・残念。フィリピン、、、食生活は貧しいのか??。そういう意味では、やっぱタイや韓国は、おいしかったよなー。この食生活の貧しい感じは、イギリスに匹敵する気がする。

甘い香りとのどごしの良さ
フィリピン国内で販売されている愛嬌のある瓶に入ったビールです。甘い香りとのどごしの良さが特徴です。1890年創業のフィリピン最大のビール会社です。スタイニー瓶はラベルを使用せず文字を直接瓶にプリントしています。



http://www.worldbeer.co.jp/world_beer/beer23.html


ちなみに、サンミゲルは、どうも華僑資本らしいね?。個人的には、うん、悪くないビールだった。お酒を表現する言葉が自分の中でまだ確立していないので、うまく言えないのだが、飲み易いし、のど越し良かったし、うん、ガンガンいけた。飛行機待ちの時間が暇だったので、本を読みながら、ガンガン飲んだ・・・JALのラウンジっていいよなーくつろぐよほんと。ぼくはまだグローバルクラブにはいっていないのだが、同行の上司がダイヤモンド!なので、めちゃめちゃ優先扱い。ふーむ、これはやばいわ。いつも預けた荷物は一番に出てくる・・・ファースクラス扱いになっている模様。なんか、このほんのちょっとの違いが、出張の疲れを相当緩和するなー。帰りの飛行機は、酔っ払って乗ったので気づいたらもう成田まじかだったし(笑)。よく眠れるのはいいことだ。まーフィリピンは、約4時間だから、びっくりするほど近いけどね。。。。こんなすぐ着くんだ、、と感心した。アメリカとかすげー遠いもん。



が、くだものはさすがに安い。パパイヤとマンゴーを買ってきて、食べる。やはりうまいね。南国は、真面目に農作物作る気なくなりそうだよなーこんなもんが、なっていたらねー。これ食えばいいじゃん、みたいな。パパイヤが、16フィリピンペソで、一個43円。マンゴーが、一つ40ペソで、110円くらいか…まぁここは、かなりの高級スーパーマーケットだったので、高いけど、道端で売られているのはもっともっと安い。ちなみに、このモールにはいるのに、武器チェックされた(苦笑)。


なんつーか、日本人は誘拐されるから、ホテルからでないでください、タクシーも乗らないでください、、、とはいろんな人から聞かされたが・・・治安そんなに悪いんだねー。ダメだなーこういう国は、と思ったよ。雨季で、空港の前の道も水び出しで、こんな国際空港の近代化された土地ですら下水道の処理がちゃんとできていない、、、いいかえれば、インフラが相当ひどいという証拠だし、、、、車に乗っていて移動している時、なんだか酔って仕方がなくてなんでこんなに気持ち悪いのかな、、、と思っていたんだが、これは道路の舗装が相当悪いので揺れるからなんだよね。やはり、タイとかとは比べ物にならないんだな、、、と思った。保税地区の顧客と話していても、人件費は1/20だが、その代わり電気代(つまりはインフラ)が下手したら日本と同額だよ、とかいっていたし。独自のジェネーターを自分のところが持っても、部品メーカーが持たなければ、けっきょくJIT(JUSTINTIME)はぶちぎれてサプライチェーンは壊れるし・・・と、どうもいい話は全然聞けなかったなー。いや、こう見ると、韓国やタイなどの国がいかにレベルが高く、軌道に乗っている近代化の優等生であるかがわかる。食文化も含めて、文化的にも水準が高いしねー。ここでは、工場立てたくないし、ビジネスもあんまりしたくないなーとか思ってしまった。まぁ僕は、釣りとかスクーバとかのアウトドアをしに来ていないので、一概に否定的に言っていいのか、悩むところではあるが。