マイナスの感情にとらわれないように

ふといつも思い出すんだが、昔フジテレビのアナウンサー・・・たぶん木佐さんだったかなぁ、、誰ってよく覚えていないんだが、その人の言葉がいつも胸いのこっている。

何か失敗があったりマイナスのことがあると、買い物に出かけて憂さを晴らすんだそうだ。仕事が忙しくて時間がないので「買いたいとおもったものはガンガン買っておく(=買いに行く時間がないから無駄遣いはしにくいし、ストレス解消のために普段は倹約しておくそうだ)」だそうだ。


そういった自分なりの気分の回復方法・儀式を持っていて、「次の日に落ち込みやマイナスの感情を持ち込まない」というルールを自分に課していたそうです。


これ、社会人になって痛感する。僕は、非常に「気にしい」だし、「無駄に先の先まで考えて脳が空転する」し、「悪いことを拡大解釈」していくタイプの人間なので(笑)、僕もマイルールとして、マイナスの感情を次の日、もしくは次の休日の終わり以降は絶対引きずらないと決めている。可能な限り、マイナスの感情が支配した時は、メールを書かない、電話をしない、しゃべらない、と決めている。・・・・期限に休日があるのは、部屋にこもってオタクアニメか漫画を見て長時間寝ると、気分が晴れることが多いからだ(笑)。基本的に、感情の塗り替えには、「プライヴェートの孤独な時間」が必要なようで、人とシェアすることは出来ないようだ・・・(僕は)。それと、「落ちこむ前に」、すべての対処とリカバーを終えてから、落ち込む、というのも決めている。対人関係や交渉の場合は、頭を冷やす時間を確実に確保して、クールダウンしてから対応することにも決めている。


いつも、○○さんって、楽しいそうでいいですよねー、とよく言われるが、、、、いやいやいや、、、凄い心配性で内心ストレスの塊なんだけど、そういうマイナスの感情で心を支配させると、どんどん動機が壊れていってしまうので、「根拠無く」それは「なし」ということで、と言って止めるようにしている。

ちなみに「それはなし」というのも凄く難しい技術なんだ。これって、セルフコントロールを高めろということだから。内面の深掘り、自分探し、生きている価値とか(笑)そういった青臭い究極的なことから含めて感情が成熟していないと、なかなかやれっていってもできない。こればかりは年齢を経ていくごとに、経験値を高めて、実績で自分の心を成長させるしかないものだ。意識してスキルを高めいないと、極めて難しいものなのだ。


基本的に、人生って「良いこと」と「悪いこと」の半々ぐらいの比率でできているって僕は思うんだ。けど、幸せに前を向いていける人は、「悪いこと」によって感情や生活が支配されにくい、自分なりの方法論を持っている場合が多い。その方法によって、苦しいことが解消するってわけではなく、ポジティヴに忘れて感情的なマイナス(=これはやる気がないということ)を打ち消して、対処だけに集中できるんだ。


これも人生訓だなぁ、と。