物事は、「つなげて楽しむ」というのが僕の物語の体験の仕方です。解釈によって「繋げていく」というのとは微妙にずれる行為ですが、LDさんに紹介していただいた『ぷよm@s』のお陰で、アイドルマスターの世界がぐっと、自分の中で理解しやすくなった。こういう関連の二次創作がよりオリジナルの記号を豊饒にしていくというのは、メディアミックスやニコニコ動画のリアルタイム参加型やMAD作成文化など、非常に現代的だと思いますね。記号(基礎)となるプラットフォームを用意して、それの周辺文化を参加型で楽しむという楽しみ方。ニコニコ動画の世界は僕はほとんど入れなかったんですが、これのお陰で、少しわかって気がします。
テーマを持って本を読むこと〜断片のエピソードが媒体や物語を超えて大きく連関していくことの喜び
http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20080922/p4
この『アイドルマスター』って育てゲー?(なのかな?)でかなり時間を食いそうなゲームなので、僕は今後もやることはほぼ絶対にないと思うんですが、それでも「これ」に関わる二次創作や豊饒な引用の世界を体験する「キー」みたいなものを手に入れることができたわけで、この推薦は本当に自分にとって価値あるものだった。ラジオを聴いている人には言わずもがなですが、『ぷよm@s』という下記に貼り付けておきましたが、これを見れば、僕のような完璧素人知識絶無でも、千早や春香、美希などの主要人物(なのかな?)の関係性やキャラクターをほぼ押さえることができるはずです。そうするとこの関連お話がぐっと親和性を持ってきます。そうやって見ると、物語を単体で見るよりも、複雑多層な読み込み方をしてしまいますよね。
『アイドルマスター・リレーションズ』とか『ぷよm@s』とか、ごっちゃで楽しむ
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/02131b63b2752a16b2400c5564308538
今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
ちなみに、この漫画って、美希が主人公なんですが、LDさん同様、僕には千早がメインの話(千早がプロデューサーとやり直す話)としか思えませんでした(笑)。千早の犬のようなプロデューサーへの信頼を知っているが故に、「君のことが理解できない」と去っていくプロデューサーを見送る千早の顔には、本当に胸にぐっときまして・・・うぅぅぅぅぅぅぅぅちはやぁぁぁぁぁという気分になりました。これ単体でも、なかなかおもしろいですが、やっぱり千早とPの絶大なる信頼関係の深さを「知った上」に、この漫画を見ると、もーぐっと来ること請け合いです。
【俺達の戦いは】ぷよm@s part14【これからだ!】