2050年の世界はどうなっているのだろうか?

2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する

『ワークシフト』と合わせて読み込むと、非常に興味深い。最近、未来予測の話がすごく面白い。前はそうは思わなかったんだが、、、『ワークシフト』が、自分の働き方というミクロの主観に寄った説明をしてくれたことで、茹でガエルになりがちな思考を、ちゃんと変化に接続してくれたからだと思う。つくづく、人というのは、「自分の身になって」見ないと何もわからないし、思考停止してしまうものだ、といういい例みたいなものだな。


けど、理由はマクロ的なもので、もう一つあると思う。それは、大きく時代が変化「した」、「していく」というのがはっきりと確定したものが、誰にも目に見えるようになってきたということだ。旧ブッシュ大統領が、「世界新秩序」なんて言って、僕は失笑したのを覚えているが、あれは冷戦構造後の世界を指した言葉だったが、いまはアジアに数百年・・・いやもっとぶりか?に世界史の主軸が戻ってきた来たこと、それがほぼ確定したこと、それにずっとほぼ確定位置であった、先進国や世界の大国のシートが、かなりレベルで入れ替わる時期が来ているとか、、、、あとは、やっぱり東西対立の解消だけではなく、南北対立の問題点の構図が様々な意味で従来どうりではなくなってきたことが言えるだろう。・・・よく考えると、そっちが一番でかいのかな?。この辺は、もっと考えたいや。けど、なんといっても、今の世界のシフトで最も大きなポイントが、人口ボーナスの配当を受けるか否か?ということなんだ、というのは、はっきりわかってよかった。そして、人口構成は、よほどの大戦争とかでもない限りは、ほぼ確実にその変化は予測できる。また、世界が大きな戦争を非常にしにくい仕組みに変化してきたというトレンドも見逃せない。人口ボーナスの配当の予測を見ると、超高齢化社会に突入して負の配当を受ける国と地域の筆頭は、ヨーロッパと日本。そしてなによりも最悪の負の配当を劇的に受けるのは、中国であるということ、これはポイントだ。はっきりと中国が、世界の中心になるほどの大国になるのは間違いないが、同時に、世界で最もダメージを今後数十年間で食らうこともまた確定しているということだ。この中で覇権的な政治コントロールをしてきた共産党がどのようなかじ取りをするかは、非常に興味深い。また、人口の正の配当を受けるのは、なんといっても中東、北アフリカ、インドそして東南アジアだ。僕は、さまざまな条件からいって、最も可能性が高いのは、北アフリカなんではないか?と思ってきている。そして、たぶんEUは、これを取り込もうとすると思うのだ。うむ、なかかなか世界の変化は面白い。


というようなことを、つらつら考えながら、いろいろな情報や映像を見ると、かなりインスパイアされるものがある。これは数年前にはやったコーニングの映像だが、こういうのはいいよね。


A Day Made of Glass... Made possible by Corning.

Watch "A Day Made of Glass" and take a look at Corning's vision for the future with specialty glass at the heart of it.

sell dresam.

モノを売ることは、世界観を提供すること。


A Day Made of Glass 2: Same Day. Expanded Corning Vision.



A Day Made of Glass 2: Unpacked. The Story Behind Corning's Vision.