新興国の台頭をどう捉えるのか?これからの世界の課題とメガリージョン

消費するアジア - 新興国市場の可能性と不安 (中公新書)

評価:★★★★★星5つのマスターピース
(僕的主観:★★★★★5つ)

まだ細かく読み切っていないし、何度も読み返して考え込んでいるので、記事にするレベルではないのだが、大泉啓一郎さんのこの本は、物凄く素晴らしかった。メガリージョンやキーシティ、各地域のデモデモグラフィツクの構成による今後の人口ボーナス、人口オーナスの配当などで成長や衰退を予測すること、ビジネスの世界では当たり前の解析であり、その結果はほぼパラダイムといえるようになってきたと思う。というか、まぁここ数年でこの概念は定着していくに違いないと思う。中進国の罠と中所得国の罠とかが、来年とかはやると思うよ。たしかOECD世銀かなんかのレポートでもこれ言及してたはずだし・・・何だったか忘れたが、、、。とにかく、これが、世界の支配的な「世界という像」のイメージなっていくことは間違いない。ちなみに、これは、ビジネスの最前線でもまだ出始めの感覚なので、具体的に記事で出ているわけではない。ぜひ、エコノミストの予測(特に人口についての部分・最初の章)とこの『消費するアジア』の分析を合わせて読み込んでみてください。そうすれば、世界がどういう像に向かっているかがよくわかると思います。ここの分析は凄く面白いので、余裕があれば、少しづつまとめて書いていきたいなとは思っているので、ぜひ読んでみてください。


ちなみに『ワークシフト』やこれらの本は、コミュニケーション・ビオトープ(笑)かっこいい横文字を使ってみた、近接な人には、強く勧めていると思います。これも僕のブログを読む、僕と話をするには、大前提の課題図書なので、ぜひぜひ皆さん読んでください。これを読んで、これらの事実を知らないと、僕が何を念頭に置いて話しているのかが、全然意味不明になります。これらは事実ですが、ここから、終末論の衰退やそれらの時代のパラダイムを読み解いているので、まずはこの世界の大変化を、そして間違いなく生きているうちに来る近未来を意識してもらわなければ、話が面白くなりません。ちなみに、まったく業界の違う、本を読まない人にも、特に『ワークシフト』を強く勧めましたが、何度も行っている通り、このブログは僕は友人とのコミュニケーションコストを下げるためにやっているもので、友人と会った時に話がお盛り上がって、自分お考えていることが適切に、低コストで相手に伝わるために書いているものです。なので、僕の考えを理解するには、これらの課題図書は必須なので、ぜひぜひ読んでいただきたく。ちなみに、まぁまだ未確定ですが、1月にいつもの物語三昧の新年会をやる予定なので、ぜひぜひ、読んでおいてくださいね。まぁ、それまでには見るべきポイントをぽつぽつ書いていると思うので、是非是非。ちなみに、ラジオでも、この本の意味などを説明していこうと思うので、まーわかんねーなと思いつつも読んでおいてねー。『ワークシフト』は必須課題書ですよ、特に。この本意書かれている先進国での高齢化や医療技術の進歩による寿命の長大化の議論中は、いままさに僕等の身に降りかかっている話なので、この「概念」を知らないと、議論にすらなりゃーしないので、、、マクロの現象は実感と遠いところから始まるので、知識や概念がないと、は?って言うことで通り過ぎて行ってしまうので。ぜひ。


老いてゆくアジア―繁栄の構図が変わるとき (中公新書 1914)

2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する