ProductManagerの教科書

The tribes we lead - Seth Godin

The tribes we lead - Seth Godin これ、とてもいいですねー。最近、リーダーシップについてよく考えます。もちろんきっかけは、ちきりんさんの下記の記事。 ・2011-09-27 なんで全員にリーダーシップを求めるの? http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110927 …

新興国の台頭をどう捉えるのか?これからの世界の課題とメガリージョン

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)まだ細かく読み切っていないし、何度も読み返して考え込んでいるので、記事にするレベルではないのだが、大泉啓一郎さんのこの本は、物凄く素晴らしかった。メガリージョンやキーシティ、各地域の…

これも凄いおすすめです。

そういえば、凄い読んでいる割には、最近ビジネス書とかこういう本を紹介していなかったな、と思いつつ、、、アンダーソンの新作です。これも読んでおくといいです!。すごく面白い(今読み途中)。この人のいいところは、ロングテール、フリーと続いている…

2050年の世界はどうなっているのだろうか?

『ワークシフト』と合わせて読み込むと、非常に興味深い。最近、未来予測の話がすごく面白い。前はそうは思わなかったんだが、、、『ワークシフト』が、自分の働き方というミクロの主観に寄った説明をしてくれたことで、茹でガエルになりがちな思考を、ちゃ…

失われた二十年で、日本の人々の生活は格段に豊かになった!

先日の海軍3提督の話と吉本隆明の話の「思考の流れ」に接続される話なんだが、この著者(この人は僕はずっと追っている・・・)が、 日本の経済を考える偉い人や評論家などが、この20年を「失われた20年」と呼ぶが、本当にそうだろうか?。この20年で、日…

『Steve Jobs』 Walter Isaacson著  グローバル競争の中で勝ち抜くのに必要な要件とは? 新しい価値を生み出すのはどのような人間か?

評価:★★★★★5 (僕的主観:★★★★★5つ) ■スティーヴ・ジョブスの人生を眺めてみよう ちなみに、本だけでは分からないので、CBSの60minitesという番組のyoutubeの映像を見ると、彼の人生がそのまま見れます。語り手は、この伝記を書いた本人なので、非常…

ちょっとお勉強。

昨日新しく着任した人材に、事業運営管理の基礎を説明していたんだけれども、より上位の戦略論は『戦略とは何か』が良書で、テクニカルに市場の分析する常套手段はまぁ、3Cとかから始まるんだけど、それは斎藤さんのがいいなぁ、、と説明してて思った。も…

お前これ読んでないのか?としかられた。

関係会社の社長さんから、おまえこれ読んでないのか?としかられた本(笑)。イノベーションのジレンマの続編。いま読み込み中。

時代が変わりつつある感じがする

危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション興味深い。というのは、日本の技術力の劣化、ガラパゴス化といわれるような技術の極端なオーバースペックによるグローバルマーケットからのはじきだされ・・・これについて、かなり確固として…

『ネクスト・マーケット』 C.K.プラハラード著 新しい形での貧困と格差の解決アプローチ

ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ) 評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★星5つ) ■中長期の戦略を考える上で〜次の次の波を読むことの重要性 あるコンサルタントの人から…

『一勝九敗』 柳井正著 店長が一番偉く、現場にとって「到達したい上がりのポジション」でなければならない

この古い本をなぜいま読むべきか?については、たぶん分かる人は、よくわかると思うので、そこは割愛。さて、興味深かったのは、彼の店舗政策の部分。店舗の「店長」が一番高給取りで、現場が目指す最後の「上がり」のポジションであるべきという点。僕のブ…

自分よりダウンストリーム(下流)の立場で物事を考えるのは、よりアップストリーム(上流)にいるサプライヤーにはほとんど不可能なもの

村上龍のカンブリア宮殿で、鈴木敏文さんの話を見ていて思った。サプライヤーサイドが「顧客の立場」もしくは「自分よりダウンストリームの立場」でモノを考えることは、物凄く難しいことなんだ、ということ。短い一文だが、ほとんどビジネスの真理のような…

調整型ばかりが出世して、戦略的判断ができなくなる

また個人間の競争が少ないというのも神話だ。賃金は平等主義的で年功序列だが、職務の幅が広いためポストの差は非常に大きく、査定の差はアメリカより日本のほうが大きい。NHKでいえば、同期で東京の報道局長と北海道のローカル局長は同じ局長級で賃金もほぼ…

ふと思う。

戦える時には、戦おう。戦えるだけの体制が整っているというのは、ある意味、なかなかない「時」なのだ。人生に、次はない。準備もない段階で、「出会ったもの」にどれだけ、自分をたたきこめるかだ。「その時」を見誤らない人間でいたいものだ。・・・よし…

現状から考えるかエンドから考えるか?

いま読んでいるんだが、最近疑問に思っていたことを、ずばってついていて、なかなか意味ある読書。というのは、うちの会社はとても戦略的な会社なんですが、SWOTとか今の基本ツールをベースにした戦略論議を、とても丁寧にやるんですよね、でもそれって…

『瀬島龍三 参謀の昭和史』 保坂正康著 スタッフ(=参謀)による横軸機能の独走〜企画立案だけで現場を無視するエリート主義

来週、LDさんと海燕さんと、『風雲児たち』に関してウェブラジオをする予定なんだが、それでなんというか、どちらかというと近代日本の光の側面、日本人の誇りの部分、、、つまりはプラスの側面ばかりを取り上げている感じがして、もちろん、そうした「光…

松下のJOBAって知っています?

http://national.jp/kenko/exercise/joba/jobaexe.htmlその新宿のビックカメラで人待ちをしているときに、腰が痛くて、ずっと試してみたかった、松下のJOBAに乗ってみる。乗馬って、西洋では有名な民間療法で、腰にものすごくいいといわれています。ちな…

「いい人じゃだめなんだ、仲良しクラブは間違っているんだ!」と、叫ぶ人間は大企業では出世できない(苦笑)。・・・最近の悩みです(笑)。

大企業と地方企業の両方に「決断できない、いい人たち」経営者が増える背景■まず、「決断できない、いい人たち」経営における、「いい人」の定義についてうかがいたいのですが。 今年4月に経営共創基盤を設立した産業再生機構 元代表取締役専務兼COO 冨山 和…

白熱した議論の中で、チェンジオブペースを

今日は、尊敬する先輩が海外の会社の取締役で赴任することになったので、その最後の日に飲みに行った。常々聞いたみたいことがあったので、質問。彼はもう、とびっきり優秀で物凄い人なんだが、とりわけ仕事をしていて、感心したのが、会議、ちいさな打ち合…

最近読んでいる本

The Art of the Deal in ChinaLaurence J. BrahmTuttle Pub 2007-04-15売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools これ、取引先の韓国人の社長さんに、中国とビジネスをするのならば、これを学ばなければならないですよ、ともらった本。これは素晴…

日本の企業は戦略の意思決定が不透明な感じがする〜いったい何を求めているのかがよくわからない、、、質が低いだけなのだろうか?

もし、方針は鎖国維持と決まっていて、「アップルさんがおとなしくウチの出入り業者に収まるつもりなら売らせてあげてもいいよ」という意味での交渉だったら、(開国折込済みの)ソフトバンクに取られた時点で、鎖国モデルの優位性をアピールすべきだと私は思…

世界を相手に考えるスケールを持つことは、今後の人口が減る日本では必須

□iPhone、ソフトバンクを選んだわけ http://www.asahi.com/business/update/0605/TKY200806040323.html?ref=rssiPhoneが成功すれば、日本市場特有の携帯の売り方にも影響を与えそうだ。日本では、世界の流れとは異なり、携帯電話会社が主導して…

『まわるチームをつくろう!〜これからのチームマネジメントがわかる本』山口正人・豊田圭一著 ビジネス書は何冊も同時並行で、かつ読み捨てるくらいに数をこなそう!

自分がいなくてもまわるチームをつくろう!山口 正人 豊田 圭一 明日香出版社/クロスメディア・パブリッシング(発行) 2008-01-17売り上げランキング : 16003Amazonで詳しく見る by G-Tools 星3つ。まぁ30分あれば読めるもの。この手の本の基本的な内容の毛…

『はじめての課長』 酒井譲著 中間管理職としてどう振る舞うべきか?

はじめての課長の教科書酒井穣 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-02-13売り上げランキング : 48Amazonで詳しく見る by G-Tools 部下は育てるな! 取り替えろ! ! Try Not to Develop Your Staff (光文社ペーパーバックス)長野 慶太 光文社 2007-09-22売…

「ダライ・ラマ」は今年前半最大の世界的ヒット商品

ダライ・ラマから学ぶWEB2.0時代のマーケティング http://d.hatena.ne.jp/essa/20080421/p1 アンカテ(Uncategorizable Blog) 「ダライ・ラマ」は今年前半最大の世界的ヒット商品だと思う。そして、この「商品」が全世界の人に訴求したポイントは、ビジネスに…

ウィンプからマッチョに成り上がる門は狭き門〜戦略的には新卒採用市場がおススメ

「今が、戦うべき時なのか、逃げるべき時なのか」 この見極めができるかどうかで、 人生のかなりの部分が決まってしまいます。 「自分を飛躍的に成長させる状況」と「自分が潰されてしまう状況」の見分け方 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080417/…

プライドも建前もかなぐり捨て、身も蓋もない真実を徹底的に追いつめると、人々の感動を生むビジネスプランが出来上がる。

■身も蓋もない仕事の法則 (みんな建前ばかり言うからオレが本当のことを言ってやる)/分裂勘違い君劇場よりhttp://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080410/1207806673 プライドも建前もかなぐり捨て、身も蓋もない真実を徹底的に追いつめると、人々の感動…

『入社3年目までに勝負がつく77の法則』 中谷彰宏著 新入社員へ贈る名著〜シゴトをする時の姿勢ってこれくらいキビシイものなんだ

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)中谷 彰宏 PHP研究所 1998-03売り上げランキング : 11279Amazonで詳しく見る by G-Tools この本を、僕はちょうど入社3年目に手に取りました。いま思い出してもいい時期に出会ったと思います。それ以来、 「シゴ…

サプライズがあることが人にひきあげてもらう時の絶対条件

最近、、というわけではなくずっとなのだが、後輩に相談を受けることが多い。リクルーターなどでじっくり話し込んだ人は、すべて大事な後輩と思って時々メールをしたりケアしている*1ので、相談しやすいのだと思う。また先輩などからも、部下の指導で「ちょ…

僕に贈れるのは、ただ言葉だけ。あとは孤独との闘いが待っている。

実は、3月31日で今のアサインされていたプロジェクトの区切りがついたので、そこから離れることになる。 新規事業の立ち上げで、ある程度の目途までつけたからだ。 戦略のスキームを組み、人材のリソースの配分も整え、基礎的な立ち上げの部分もクリアし…